痔瘻の手術をした翌日、ひやりとした空気が肌を撫でた。どうやら私の尻からゴム管が無くなったのと時を同じくして、長かった夏の余韻も遠くへと去っていったようだ。逸る寒さをなだめつつ残された秋を探す、一人暮らし340日目の記録。
こんしゅうのわたし
今週の私は月火水が休み、木金土が仕事、日曜に休みというローテーション。
私の今週はド頭からクライマックス。
痔瘻根治手術である。
私のブログでも度々登場している痔瘻。
その前身である肛門周囲膿瘍の初発症となると20年11月にまで遡るようで、すぐ根治手術をしなかったとはいえ足掛け2年の付き合いになってしまった。私が一人暮らし始めてから今日までの期間、たぶんケツにゴムがついている期間の方がついていない期間より長い。痛みを伴う長い戦いであった。
今回はまた４月同様に仙骨麻酔だが、前回と違う所が一つ。
それは……
鎮静剤使わないから意識が飛ばないこと！！
電気メスの音が嫌だし、異物感が気持ち悪いし、なにより時間が果てしなく長く感じた。お医者さんと看護師さんの声の掛け合いも聞こえてしまうから余計に不安だし、まだ終わらんの……みたいな果てしなさがあった。
力入りすぎて腕は痛いし、脚は謎の汗をかいているし、めちゃくちゃキツかった。術後の写真をみたら、親指の頭くらいの面積が焼き切られていて、あとはこの焼け野原に肉が戻れば、1月から共存して来た痔瘻とも遂におさらばとのことである。実に長い戦いだった。
家に帰ったらご飯食べてすぐ寝てしまった。途中水を飲みに起きた記憶はあるが、時間にして13時間くらい寝た。
翌朝は9時から消毒診察。駅まで歩いてみても、痛み止めを飲んでいるとはいえこれまでの処置に比べて痛みが少ない。木曜からの職場復帰が不安だったが、これは何とかなりそう。
有事の際にダッシュを要する職場だから、無事に済むことを祈るばかり。
ちなみにこの日はハンズで文房具揃えて、本屋で社労士の参考書の新年度版を新調。21年度版は流石に古過ぎるので……
ちなみにその日は夜になっても何も痛くならず、出血もこれまでの手術と比べたら屁でもない程度。ジョジョの奇妙な冒険5部を見る余裕さえあった。ミスタが好きだな。
術後数日していきなり血がドバっと……というのはよくある話ではあるのだが、金曜朝を迎えてこれを打っている時点では全くと言っていいほど出血がない。人工かさぶたみたいな感じになる軟膏を患部に塗布（NARUTOの白ゼツみたいなやつ。役割的にも）してそれが上手いこと効いているようだ。昨日は肩こりからくる頭痛で仕事中は悶えていたが、尻の痛みはほぼ気にならなかった。痛み止めも飲んでいないから大したものだと思う。ありがとう医者先生。
来週は術後1週診察だけど多分問題ない。今回はクソでかくかっぴらいたので、ケツの穴に指を突っ込まれる診察はないらしく、精神的にも痛み的にも楽。お尻様におかれては早く治っていただいて自転車に乗りたい……
ちなみに来週は月火水木でお仕事の後は、金土日、そして来週の月火まで続く5連休がある。
火曜には自転車で再び神馬の湯（リンク参照）に行くつもりなので、お尻様にあっては何卒ご快復くださいますよう……という気持ち。
こんしゅうのけいば
↑の記事が先週の。菊花賞は見事◎→△→〇で当たったのだが三連複200円のみ。その上他が全滅だったので週次は13k負けの大敗。
今月の勝ちは秋華賞で確定しているものの、先週のこともあって上積みしたいので今週は気合を入れて……
成績の（）内は複勝率
例によって個別ラップはDERBY ROOMから。
日曜東京11R 天皇賞(秋) (GⅠ)
前走レース
毎日王冠 3-1-5-37(19.6％）
1着馬：0-0-1-4(20％)
2着馬：1-0-1-5(28.6％）
3着馬：1-0-2-3(50％）
4着馬：0-0-0-4
5着馬：0-0-1-2(33.3％)
6着以下：1-1-0-19（9.5％）
結局のところ毎日王冠はマイル色が強くなっている分そこで勝ち切ると思ったより天皇賞では走らないのかなとか思ったり……
札幌記念 1-1-0-15(11.8％)
1着馬：0-1-0-2(33.3％)
2着馬：1-0-0-2(33.3％)
3着馬：0-0-0-3
4着馬：0-0-0-2
5着馬：0-0-0-1
6着以下：0-0-0-5
オールカマー 1-0-0-21(4.5％)
1着馬：1-0-0-5(16.7％)
2着馬：0-0-0-4
3着馬：0-0-0-1
4着馬：0-0-0-1
6着以下：0-0-0-10
京都大賞典 1-0-0-13
1着馬：1-0-0-2(33.3％)
2着馬：0-0-0-3
3着馬：0-0-0-2
4着馬：0-0-0-2
6着以下：0-0-0-4
ダービーからの直行は2例のみで、1例は15年サトノクラウン(7人気17着）、そしてもう1例は昨年のエフフォーリア（3人気1着）
主だったところではこんなものだが、今年はメンバーを見ても混戦で、どこまで信用できるかな……といった感じ。
ラップ
基本的に道中折り合ってラストの末脚比べになる傾向。どの年もラップは後傾になっている。17年はあの台風の中でサトノクラウンとキタサンブラックが叩き合った年で、その年ですら後傾のラップなので、レースの質として落ち着くのは結局後傾だという認識でよさそう。
予想
◎イクイノックス
〇ジオグリフ
▲ダノンベルーガ
☆シャフリヤール
△ジャックドール、カラテ、ノースブリッジ
結局のところ、良馬場なら末のキレ比べになるのが例年。
ということを考えるとどうしても逃げ馬の評価は上げづらい。ニッポーテイオーまで遡らないと逃げ切りはないという事実、当然こういった類の記録は破られるのが常ではあるのだが、それでもジャックドールやパンサラッサはこれを破る側ではないように思う。
例年のレースラップを見ても今回の逃げ馬たちのペースはそれに当てはまらないし、コースの形状的に逃げは最初に距離を作りにくい。札幌記念のメンバーと今回のメンバーを比較しても、追走力の面で明らかに何枚も上のメンバーが揃った今回、両逃げ馬の有利にレースが運ばれるとは思えない。仮に距離を作って逃げると宝塚記念のパンサラッサのような感じになるだろう。札幌記念は芝の質もあって消耗戦のような様相を呈していたが、今回は良馬場。かつ先週の高速馬場の健在っぷりをみても、今回は逃げが決まらない前提で馬券を組み立てていく。
◎イクイノックスは天栄から戻った時点で馬体減りしていたようだが、フォトパドック見る限りは問題なさそう。体質の弱さで攻めきれないところがあるし、おそらく完成はもう少し先だろうがそれでも十分な稽古は積めた。終いにかけて加速するここまでのレーススタイルはこの舞台に求められる走りのそれ。この舞台でも十分やれる。頭は？も、軸としては手堅いのでは。
近10年の天皇賞秋は、栗東4-7-6-83(17％)に対して美浦6-3-4-47(21.7％)と珍しく美浦優勢というのも後押し。
○ジオグリフは切れ求められる例年の傾向を見ていると一枚落とさざるを得ないように見えるが、新馬戦で３３秒前半の上がりを使えているように、条件次第ではキレのある脚も見せる馬。となると、やはり前走は敗因が距離にあったのではないかということが言えそう。そもそもそのダービーでは不利もあった。追い切りがすこぶるよく、福永も納得な様子。これならあるいはこのメンバーなら……と思ったので○で。
▲ダノンベルーガも完成は先と思うが、ダービーに比べて順調さが違う。ダービーは1週前でものすごい時計を出してしまって、最終はそれに辻褄を合わせるような噛み合わない仕上げ。共同通信杯で斤量差あったとはいえジオグリフ以下をひと撫でにしたあの末脚を思えば、ダービーのベルーガは本来の姿ではなかったと言ってもいいだろう。休み明け、順調に運べたこの馬の力を見たい。
結局上位の印がみんな３歳になってしまったが、今年の３歳はアベレージとしてはどうかわからないが、上位陣は結構レベル高いと思っているので……
☆シャフリヤールの前走は度外視していいだろう。さすがに欧州の馬場は日本馬では走れない。今回は精神的にも成長したと師に言われているが、海外遠征の影響がどれほどかは正直分からない。稽古は良いし、去年のジャパンカップも良い走りを見せていたものの、日本での出走が久々な点、2000という距離がこの馬にとってどうなのかという点が心配。くどいがメンバーレベル的にもこの馬はここでやれていいし、とりあえず☆。
前の上がりも速かったし、何より伸びないインで包まれて追い出し待たされた△ノースブリッジ。この舞台の血統的適性は19年以降この舞台でのモーリス産駒成績【10-6-4-15】複勝率57.1％、勝率28.6％の高い数値が示している。先行よりは差しが効き始めている今の府中で狙うべきモーリス産駒は、ジャックドールよりもノースブリッジだ。
ジャックドールは前走、ハナにこだわらない競馬で結果を出せたのは（レースの内容的にこの天皇賞に繋がるかは別としても）選択肢という意味で良い事。ここに向けて余裕ある作りで出していたようだし、先行でも競馬ができるなら無用な逃げ争いはしないだろう。バビットとパンサラッサがやりあうのを見る形になれば残り目があっても。
血統的には？も、カラテも新潟記念の個別ラップを見る限りはこなせてもおかしくはない。
買い方は三連複で成立するようなら三連複にしたいがオッズが成立してくれるかな……
土曜阪神3R 2歳未勝利
◎サンライズプルート
〇ロジウムエポック
◎サンライズプルートは前走直線で進路狭く迷うような挙動。開いて追い出してからは良い伸びを見せた。勢いついて2着馬と差を詰めたところでゴールだったのを考えても１F延長は良い。リオンディーズ産駒はこの舞台3-4-2-19(32.1％)と好成績。
〇ロジウムエポックは前走コーナー内を有利に立ち回ったとはいえ勝ち馬と同じ上がり。この馬より先着した馬はほぼ全員同じ上がりだったのを考えると位置取り、展開のあやだったと言えそう。毎回僅差の競馬をしていて、上がりもそれなりに使えている。個別ラップでは前走加速ラップを踏めている（ラスト3F：11.98-11.66-11.51)し、奥はある。そろそろ馬券に絡めてもいい。
馬連ワイド。
土曜東京3R 2歳未勝利
◎エエヤン
前走はゲート出負けで後方からも、最後は追い込んできた。一旦先頭に上がるかというところで失速して後ろからも交わされ……という内容を見るに、1Fの短縮はちょうど良さそう。スタート決まってポジションも上がればなおいいし、前走後の鞍上コメント見ても変わり身は見込めそうで。
単複で。
前走じりじり脚は使えていたシャイニースイフトを少し買いたいと思っていたので、そことのワイド馬連もオッズが付けば少し。
土曜東京11R アルテミスステークス(GⅢ)
◎デインバランス
〇リバティアイランド
▲ミシシッピテソーロ
☆マラキナイア
△ディナトセレーネ、アリスヴェリテ、マスキュリン
当然〇リバティアイランドが強いのはわかっているのだが、前走の反動が見られた中でG1を目標に逆算して……と言っている以上、ここは10割の仕上がりではないはず。仕上がりとしても並の馬と比べたら当然高いレベルにあるのは間違いないので対抗。
本命は◎デインバランス。
前走は伸びないインコースから伸びて押し切った。稽古の仕上がりもかなり良いように思うし、リバティアイランドの牙城を崩すに至るかも？？と期待を込めての◎
血統的には外枠の方がいいかもしれないが、この枠でもこの頭数なら悪くない。前走は余裕があった仕上がりとのことだし、一週前はジャスティンパレス相手に稽古で優勢。スムーズな競馬ならあるいは、、、
▲ミシシッピテソーロは前走大外をぶん回して加速ラップの快勝。追い出してからの脚には目を見張るものがあった。唯一の2勝馬、印を打たないわけにはいかない。
マラキナイアは前走後続を寄せ付けない走りで勝ち切った。鞭を入れてからの加速感は個人的にもう一つ欲しいところではあるが、タイムは良いし馬券に絡めても。
買い方はオッズと相談で。
日曜東京2R 2歳未勝利
◎ウィンターダフネ
○イルルージュ
▲ジャーニーメモリー
◎ウィンターダフネは前走ラスト持続ラップを踏んでの追い込み。力はあるところを見せたし、このメンバーなら再度有力視。良馬場のこの舞台だとあまり走らない父産駒だがどうだろうか……
〇イルルージュは前走みんな似たような脚色で後ろには勝負権がなかった。延長してポジションとってどういう競馬になるかを見たい。
▲ジャーニーメモリーはまっすぐ走れればもっと4着に差は付けたはず。坂で苦しくなったらしいので短縮は良いと思う。追走ができればの話だが、見たところそこまで流れそうな感じはないし心配ないと思う。この舞台は良馬場だとエスポワールシチー産駒もまぁまぁ走る（19年以降この舞台良馬場で5-7-4-45で26.2％)ので、ここは良いと思う。
バロックダンスがまだ人気すると読んでの購入予定なので、バロックダンスの人気が落ちていたら買わないかも。
ワイドボックスの予定。
これ以外は千直を買う予定。枠が出てないと書けないので割愛……
こんしゅうの一口・POG
POGはサークルPOGの延長戦の方でデインバランスがアルテミスステークスに出走。
1着なら1700ポイント離されているトップを追い越せるが、リバティアイランドが強そうで……とはいえデキも良さそうだし、デインバランスもいい馬なのでここはひそかに期待している。
一口はラグラス、アルルの更新。
ラグラスは今パワーアップの時期だから馬のペースに合わせて……という感じらしい。再来週くらいの帰厩になれば良いな〜という感じ。
アルルは痛みの原因がわからないらしい。しばらく騎乗運動は控えるとの事で、これは長くなりそうな予感が……無事で来てくれ。
今週は以上で。
当たってください。。。
