土俵際競馬愛好会

相撲と競馬と銭湯と映画を愛する男の隠れ家的日記

安田記念2021

6月。上半期ラスト、締めていきたいですね……

 

 

土曜は鳴尾記念やったけど坂井が巧いのか後ろが無能なのか……

馬の脚質もそうかもしれないが、自力で動ける騎手がいないのはねぇ……

サンレイポケットの鮫島も「動こうかと思ったが標的にされるので……」とか言ってたらしいが、動かないと更にノーチャンスだってことは先週の目黒記念で学べたはずなのでは……?と、思うところは多くあった。

 

安田記念はさすがにそんなことにはなるまいと信じて予想。

 

 

 

sumo-to-keiba.hatenadiary.jp

 去年の予想。的外れも良いところ。

今年はもう少しちゃんと考えました。

 

 

安田記念2021

近10年の安田記念はうち8回で前傾ラップ(前半4Fが後半4Fより速い)流れになっている、ということを聞いて、ターゲットで調べてみたら確かにそうだった。

ジャスタウェイが制したあの不良馬場の時も前傾。

外目にトーラスジェミニ、内にはギベオン、先行勢にラウダシオン ダイワキャグニーと割と前に行きそうなのがいるし、今年はグランアレグリアより後ろにいては勝てないと考える陣営は多そうでもあるので、今年もそれを前提に予想。

 

 

ケイデンスコール

今が充実期でしょう。

前走は前傾ラップでラスト加速ラップを差しきった形で、着差は小さいものの直前の乗り替わり等を考えれば内容は良いしタイムもかなりいい。

安田記念は例年前傾ラップ(近10年で8回前傾)であることを踏まえても、前走で前傾加速ラップを差しきった意義は大きいと思う。

雨については稍重以上の経験が少なく何とも言えないところが多いが、一応数字上は【1-0-0-1】とダメな感じはない。切れ味勝負になっても対応できる脚はあるが、グランアレグリアに勝つということを考えるのであれば、雨が降るのはプラスに働く可能性はある。ここに書くのも順序のおかしな話だが、この馬は勝ってもおかしくないとは思っているものの、どちらかと言うと三連複の軸くらいに考えている。

東京コースはNHKマイルカップ2着の実績もあり全く苦にはしないし、左回りに変わるのはむしろ条件好転と言っても良いだろう。

稽古も申し分なく、岩田も自信ありげ。

前走は手綱すら取れなかった分、ここで一発をという気持ちはあるはず。

席はあるはず。

 

○グランアレグリア

重馬場も苦にしないし、確実に脚は使える。

力や適性については改めてここで書く必要もない。

今回心配なポイントはやはりローテーションだろう。今年初戦は名馬集結、重馬場の大阪杯、そこから中5週でヴィクトリアマイル、そしてそこから中2週で安田記念

中2週はキャリア最短間隔。桜花賞から中3週で挑んだNHKマイルCは4着入線だった。

さすがに馬体や精神面での成長はあるだろうが、それでも古馬になってからも間隔を開けられていたことを考えるとやはりこのローテーションはかなり強行に見える。

稽古も上々、Twitterで見た写真も皮膚が薄くて非常に見栄えするものだったから、杞憂に終わる可能性は十分ある。しかしいつしかのダービーのダノンプレミアムのような例もあるし、中間には脚元の不安もあった。何より自分が不安に感じている中で1人気を本命にするのは遠慮しておこうと思うので対抗に。

 

▲インディチャンプ

マイラーとしての実績では、この馬もグランアレグリアに負けていない。

今回の稽古は、ものすごく良いわけではないが、今年の中では一番よかったように思う。

毎レース良い上りを使えるし、実績も適性もある舞台。戴冠した年は後傾ラップだったが、その次の年は前傾で、そこでも3着に滑り込めていたし、マイラーとしてはやはり高いレベルにある。スプリント路線からの延長での今回になるが、後ろからスパッと切れさせようとするとグランに力負けしてしまう可能性があるし、先行策が選択肢に入れられるという意味では延長は良いほうに働く気がしている。

雨が降るようでも、この馬は重馬場でも走れる馬で歓迎できるクチ。

メンバーを見てもこの中でならやれていいように思うが果たして。

 

☆シュネルマイスター

デキは維持していそう。

Kingmanだし、雨降ても大丈夫だろう。というか、上がり勝負で極限の上りを要求されてもおそらくこの馬はそれを繰りだせないので、その意味で雨は降った方が良いかもしれない。

前走は競馬の内容的にはソングラインが勝てていた、という見方をしているが、そのどちらも非常に強い競馬をしていたし、このメンバーの中でやれる素地はあるはず。

人気は集めているが、可能性を信じての☆。

 

△サリオス、ラウダシオン、ダイワキャグニー

正直△回したい馬が少なすぎたし、なんならこの3頭も回さなくてもいいかなとすら思ったが、やっぱり不安なので回すことにした。

サリオス仕上がりも完璧ではないと思うし、マイル??という気持ちもあるが、ハイペースのマイル戦でどうなるのか見てみたい気もしたので印を回した。

ラウダシオンは少しずつ伸ばしてここに来たというのは安田記念の前傾質を考えても良さそうに感じるのでピック。

ダイワキャグニーは前走右回りであれだけ走れたという点を評価。東京が良いのは実績からも明らかで、本命視している馬と同レースで差がない以上、ここでも買っておこうと思う。

 

 

カラテは陣営が仕上がり厳しいと言ってしまっているので消し。

ダノンプレミアムは会社の同期が推していて揺らいだが、自分を信じての消し。

ダノンプレミアムは勝ったレース大体がスローペースの後傾戦で、このレースとの相性が悪すぎる。今年も臨戦が良いとか前走の内容が良いとかでは特にない中でこのレースとなるとやはりここは消さざるを得ない。

 

 

買い目はまだ考えていないが、ガミらないように合計3000円で。