土俵際競馬愛好会

相撲と競馬と銭湯と映画を愛する男の隠れ家的日記

一人暮らし日記~920日目~安田記念2024ー燃え尽き症候群みたいになってブログの筆が進まないー

今週、ついに遠征月間が終わってしまった。

移動大好きな私からしたら夢のような時間が終わったわけで、タイトルの通り燃え尽き気味になっている。

こういう時こそ気を引き締めて頑張らねば……

また旅に出たい一人暮らし、920日目の記録。

 

 

 

 

こんしゅうのわたし

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武雄でのお仕事初日の夜、上司がたと共に決起集会的なもの。いかがおいしかった。

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半年ぶり二度目の武雄神社。何度来ても良いところ。御朱印もまた頂いたが、今の時期の「鮎占い」をモチーフにした御朱印は非常におしゃれ。オーソドックスなものが好きな私でも、武雄神社の御朱印は何度も見返してうっとりする。また来たいな。

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旅立ちの朝。なぜか早くに目が覚めて、4時半頃の写真。朝焼けが綺麗。
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帰りは同期に会う予定になっていた。リレーかもめで鳥栖へ。準レギュラー・特大荷物スペース。
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またね。

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同期と共にパチンコへ。ギャンブルには理解がある方だがパチンコは未体験。

一時期ギャンブルをしないためにパチンコの動画を見て「やった気になる」というアホみたいなことをしていた時期があり、それがエヴァだった。おかげで私はエヴァ15の演出の強さとかがぼんやり分かっていたので、そこそこ楽しめた。ビギナーズラック全開(金文字カットイン)でST12連。乗り打ちだったので同期の足を引っ張らずに済んだのは大きい。その後少し減らしたが、同期は甘デジで当て、結果として乗り打ち2万勝ちくらい。でかい。ダービーの分返ってきたからね。

いや~おかね吸われるの怖いけど楽しかったんだよな。怖いが勝っているけど……私が良く行くスーパー銭湯は下の階がパチ屋になっている鬼畜仕様なので、お金があったら打っちゃうかもな……今遠征の交通費が戻ってきたタイミングで現金あるんよな……よくないね。
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毎度恒例のおおやま。最近よくわからん番号から電話来てるなと思って無視してたらここの予約確認だった。すみませんでした。
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福岡国際空港。成田からすぐ乗れるように、スカイライナーの券売機がある。ちょっと安くなるらしい。商魂たくましいな。これどうやって集金するんだろうとか、いろいろ気になるところはあるけれど、5回目の利用で初めてこの存在に気付いた。

次来るのはいつになるかな……また旅をしたいね。

 

これにて遠征編は終了。

この4週間、ブログも恐ろしく筆が進んで楽しかった。また仕事で飛び回れる日が来るといいな~

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遠征とは関係なさそうだけど、なんか今月はプチ当たりした記事が多く、1000RTされた2.5次元記事を出した月以来の月間1000viewを達成。「そんなに見られないくせに記録をしている」ことに意味があったのだが、見られたら見られたでそれは嬉しいこと。

今読んでくれている方の暇つぶしになれたらいいなとも思っているので、これを読んでくれた方はまた是非読んで頂けたら嬉しいです。

 

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偉そうな感じのタイトルに若さを感じる。1100RTくらい拡散されて、「こういう意見が業界の門戸を狭める」みたいな謎のお叱りももらった。もう5年前の記事なのか……早稲田在学の身でありながら、交流講義で学習院で受けたもの。まだあるのかな。

 

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この記事で「感性に嫉妬する」と書いた同期氏(パチンコとは別の人)に頂いていた本『スプートニクの恋人』を読了した。

早稲田を出ておきながら村上春樹を読んだことがなかった。正確には、高2で一度読むチャンスがあったが、挫折してしまった。その挫折から8年くらい経ってこうして機会に巡り合えたのは非常にありがたく、尊さすら覚える。

これを読み終えたのは武雄でのお仕事の最終日前日の夜。

言葉にしがたいが、あまりに大きなものに包まれたような感覚に、眠気が全く襲ってこなかった。その時に、読後の浮遊感そのままに書きなぐってその同期に送り付けたのが以下の感想文。実は行きの飛行機の中で読了する気でいて、書き出しだけ飛行機で書いたのだが、結構気に入ってるのでそのまま残した。

このブログはこうい雑多なものをため込む場所でもあるので、この感想文もここに残しておく。


スプートニクの恋人を読んで

福岡へ向かう飛行機の外は、いつになく雲に覆われていたけれど、それが却って、頂いた本を私が機内で読むのに都合がよかった。
もちろんこの日まである程度読み進めてはいたんだけれど、ここから盛り上がるなというところで、偶然に、でもそれに気づいてからは意図的に、読む手を止めていた。仕事が忙しかったのもあるし、腰を据えて物語を噛み締めたいという気持ちもあって、たとえるなら大好きなトマト(私はトマトが大好き)を食事の最後まで取っておくような心地で、大事にしまっていた。
その私的メインディッシュを、腰を据えて噛み締めるタイミングは、どうやらその機内、あるいはこの九州出張になりそうな様子だった。


さて、私は恥ずかしながら初めて村上春樹を読んだのだけれど、私の感じた特徴がこの作品だけなのかそうでないのかは私には分かりかねるから、そういうつもりで読んでほしい。

 

「理解というものは、つねに誤解の総体に過ぎない」

私を掴んで離さないフレーズ。
記号と象徴、同性愛と異性愛、あちらとこちら……無数の二項対立が本作にはあったと思うのだけれど、このワンフレーズがそれら二項対立に対してのアンチテーゼとなっているように感じられて、難しいけれど形容するなら、まさしく雷に撃たれたような衝撃を受けた。かくも鮮烈に、そして的確に、ここを射抜ける言葉を私は知らなかったから。

例えば記号と象徴は、その線引きが大変に曖昧だから、主人公はいかにももっともらしくすみれにこの差を説いたけれど、彼の理解している「記号」が象徴的でないときっと説明はできないし、その説明も意味はない。
全ての線引きに、線引き以上の意味は持たないし、持てない。主人公の説いた天皇と日本国を用いた等号で結ばれる関係も、有意なようで無意な線引きで概定された、いや、そうされたように見えるだけの、関係に過ぎない。

「ひとりぼっちでいるというのは、時としてものすごくさびしい事なんだって思うようになった。

ひとりぼっちでいるというのは、雨降りの夕方に、大きな河の河口に立って、たくさんの水が海に流れ込んでいくのをいつまでも眺めているときのような気持ちだ」
「たくさんの河の水がたくさんの海の水と混じりあっていくのを見ているのが、どうしてそんなにさびしいのか、ぼくにはわからない。」

あらゆるものの線引きは無意味であることを感じると、無境界の大きな"何か"
ーこの"何か"を規定することすら、無意味な線引きなのだけれどー
の中に認める自分の存在は、ひどくちっぽけで頼りないものであることは間違いがない。
私たちは言葉で考え、言葉で繋がる。でも、その言葉…私たちに与えられた唯一の"線引き"の術を無意味と説かれては、一体何を頼りに生きていけば良いのか。何をもって自分を知れば良いのか。何をもって自分を持てばいいのか。
この問いを自覚した時、私達はすでに、果てのない思考の海の、絶える事ない波の中にあるだろう。そして、その海から私達が私達を観測しようとした時、輪郭を描けない私達は、例えるなら向かい合わせの鏡が、互いを果てなく映し合うのと同じように、出口のない"どこか"へ私達を誘う。そして、私達はきっとそこで溺れてしまうだろう。

 

「君にとても会いたかった」
「わたしもあなたにとても会いたかった」と彼女は言った。
「あなたと会わなくなってから、すごくよく分かったの。惑星が気を利かせてずらっと一列に並んでくれたみたいに明瞭にすらすらと理解できたの。わたしにはあなたが本当に必要なんだって。あなたはわたし自身であり、わたしはあなた自身なんだって。ねえ、わたしはどこかでーどこかわけのわからないところでー何かの喉を切ったんだと思う。包丁を研いで、石の心を持って。中国の門をつくるときのように、象徴的に。わたしの言う事理解できてる?」
「できてると思う」
「ここに迎えに来て」

境界がない、ということは、裏を返せば(大変迂遠な表現になるけれど)すべてが境界の一部であると解することもできる。
その境界の一部は、先ほど私の言ったところの"何か"の一部であり、全ては繋がっている。「ぼくらはたしかにひとつの線で現実につながっている」
例えば言葉を用いて暫定的に定義したところのあるものは、結局"何か"の一部だからだ。遠大で抽象で、自分が矮小に感じられる"何か"の中だが、その実、全てと繋がっている。いや、全て"は"繋がっていると書くべきか。このあまりに巨大な概念を言い表す単語を、日本語はまだ持っていない。

すみれは自分を…生まれ落ちた時に既に柔らかに、けれども確かに存在した自分を、無理やりに言葉で切り取られた形に削り、その形合わせようとした。全ては繋がっていて、どんな形でも全ては同じ自分に帰着するのに、その繋がりを切って自分を象ろうとした。"何か"と自分の結びつきを、自ら切ってしまった。
結果、すみれはあちらに行ってしまった。
ミュウにせよ、すみれにせよ、自分を切り取ろうとした結果…言葉という小さく暴力的な型に嵌るよう自分を削り取った結果、こちらの自分が消えている。受け入れることが自分の思う自分を壊してしまうと思っても、それを受け入れないこと……自分で自分の輪郭を、境界を引こうとすることこそ、自分を失ってしまう。アイデンティティという言葉があるが、むしろその言葉が個性を削り取る石の包丁なのかもしれないとふと思ったりもした。
周りを取り囲むあらゆることが、言葉で定義できないようなぼんやりとした物事(それは自分とそのまわりだけでなく、他者であることもある)が、自分を象っていて、そこに正解はない。個性という線引きも無意味だ。みんな同じで、みんな違うのだから。

「同じ世界で同じ月を見ている」ことを思えた主人公は、きっとはじめてすみれが在った線と同じ線の上に在れた。もうそこにすみれはいないけれど、主人公には緊迫も焦りもない。もう主人公は知っているから。私達はどこへでもいけるし、どこにいても繋がっている。私達がそう思うことさえできれば。
主人公はきっとすみれに会うだろう。そして会った時、文字通り彼女とこころを通わせる。

どこまでも続くように思える巨大で暗く深遠な孤独の先に、まるでスポイトで落とされたような小さな一点の、でも確かでどこか暖かな灯をともすようなラストは、直接的ではなくとも確かな安堵を私にもたらしてくれた。

最近何かと考えることが多かった。
友達とのこと、生活のこと、将来のこと。
それらは決して心を穏やかにするものだけではなかった。それらを考える時、醜い感情が私の輪郭を象りもした。
もうすぐ午前2時。隣の部屋の後輩も電話を置いたようで、耳に入るのは今はもう雨音だけだ。読書灯の灯りを消してみる。私を取り巻いた悩み事は、すべてすっと闇に溶けた心地がした。私の輪郭がぼんやりとしたような錯覚がする。
物語の痕跡を頼りに、私も"何か"に触れようとする。果てしない孤独の夜闇の中で、一抹の温もりを探す。主人公の背中を追うように。

……この先はどうやら、私にはまだ難しいみたいだ。
でも今夜はもう少しだけ、この開かれた世界に身を任せてみようと思う。物語の暖かな余韻と共に。

こんしゅうのけいば

 

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自分としては納得したストーリーを考え、それを踏まえて馬券を買えたのでそこはよかったと思っている。

ただ、「積み重ねの帰結」としてのダービー戴冠なら、馬第一という主義を貫いて、その信念のもとキャリアを重ねたノリが、皐月という大舞台においてもそれを貫いて走らせず、その上でダービーに出てきたということの意味に気が付かないといけなかった。私の捉え方の何と表層的で浅はかであったこと……

来年はもっと競馬が”見れる”ようになっていたいな。日々勉強。

ちなみにパチンコ行った同期は三連単獲ったらしい。私もこのやり方で五日はデカい当たりが引けたらいいな。

日曜東京11R 安田記念(G1)

さて、安田記念

G1だけど、正直先週で燃え尽き気味。結果は伴わなかったけれどかなり熱を入れて書いたし、忙しい中で頑張ったから……

とりあえず印だけ載せるけれど、特に精緻な検討をした訳でもない。今週はちょっとお休みしようかな……とすら思う。

お金も貯めないといけないしね。

最近は読書に力を入れているのもあって時間が全く取れていない。しばらくはG1もないし、いわゆるインプットに注力して、ここは日記メインになっていくと思う。

また秋のG1シーズンにお会いしましょう。

 

簡易的な印だけ

◎ヴォイッジバブル

〇ガイアフォース

▲ロマンチックウォリアー

△セリフォス、ナミュール、ソウルラッシュ、ウインカーネリアン、ダノンスコーピオ

 

ロマンチックウォリアーに敗れたのはあくまで2000、それなら◎ヴォイッジバブルの土俵のマイルでは逆転の目がある。なにより、力がありながら「ロマンチックウォリアーじゃない方」になっているヴォイッジバブルにはオッズ的妙味があるように思う。当日どこまで人気になるかは分からないけどね。

天気予報では土曜の夜から日曜朝にかけて雨がありそうで、良馬場にしてもパンパンということはなさそう。この馬にも十分チャンスのある馬場にはなって来そうだ。

 

ダートもこなせたが、本質は芝マイラー、流れればなお良いという感じ方は変えずに○ガイアフォース。ハイペース追走はお手の物だし、去年の安田記念ではセリフォスとタイム差なしなのに人気していない点に注目したい。この馬も◎同様に湿ると良いと見る。

 

▲はロマンティックウォリアー。むやみやたらに馬柱を汚しに来たわけはあるまい……

 

◎の単勝複勝

◎〇▲の馬連BOX

◎○▲=◎〇▲=印の三連複。

 

 

こんしゅうのひとくち

 

5歳

ルージュアルル

15-14

コンデイションは上々。仕上がり待ち。

 

4歳

レッドラグラス

15-15を続けながら素軽さは出てきているが、疲れを取るための高周波治療が欠かせない様子。トレーニングとケアのバランスを取りつつ帰厩待ちらしい。

3歳

ルージュアリエル

入厩したが戸惑いはないらしい。まずはゲート受からせて、デビューする日を待ちたい。

 

ルージュベルベット

6/15東京3R 3歳未勝利(牝限・ダート1600)を予定。

コンディションは良好そう。そろそろ決めたいね。 

 

2歳

 レッドイストワール

よ、460キロ??デカくなったな。3月から15キロ増えた。

体力は付いたが、もう少し成長を促してから本州移動とするらしい。

悪くないと思うので、走りでそれが実感できたらいいな。

 

 

 

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