- ①阪神3R 3歳未勝利(ダ1200m)
- ②中山6R 3歳1勝クラス(ダ1800m)
- ③中山9R 安房特別(4歳上2勝クラス・芝2500m)
- ④中山12R 4歳上2勝クラス(芝1600m)
- ⑤阪神11R 第70回大阪杯(GⅠ・芝2000m・定量)
①阪神3R 3歳未勝利(ダ1200m)
◎モズオサキニ
〇シオミン
▲キャッチアシーフ
☆レジーナテンペスタ
△アクアマイスター、アルムアポジェ
◎モズオサキニは前走大出遅れ。ロスないコーナリングとはいえ、みんな歩いてしまうタフ馬場でラスト36.9で上がり2位。物凄く余力残しているし、まともに出ればもっとやれる。湿りながらも欧州血統が来ている比較的タフ馬場の今回、絶対買いたい。
○シオミンは前残り馬場とブライアンズタイム→ロベルトで。
▲キャッチアシーフは連対の舞台、地方でも走れる☆レジーナテンペスタも力求められれば一考の余地。
◎1頭軸三連複流しを基本に、◎=○▲☆=〇▲☆は+1枚。
②中山6R 3歳1勝クラス(ダ1800m)
◎ガンダ
〇テンカムテキ
▲マーゴットサンズ
△ウリズンベー、アレンスター、リヒトミューレ、ジオストラテジー、ジェイエルモーダル
前走はタフ馬場、途中捲りで締まるラップ区間あり、そこで抵抗して前キープに動いた分苦しかった。それでも最後3着に半馬身なら力は十分。2走前はイン前苦しい馬場で逃げて食い下がっての3着で、現級でも十分通用の器。前走は内枠が堪えたとのコメントで、外よりはむしろ歓迎。前行きたそうな馬も未勝利上がりで、小林美駒を除けば恐らくこちらの方が脚は速い。うまくハマれると見ている。欧芝か米砂かみたいな血統分布の土曜ダートだったので、その意味でもこの馬にはチャンスがあって良い。
血統から◎テンカムテキ、▲マーゴットサンズ
◎=〇▲=印全の三連複
③中山9R 安房特別(4歳上2勝クラス・芝2500m)
◎ダイシンアポロン
ここ2走は敗戦に理由が立つ◎ダイシンアポロン
2走前は馬場にしてはスロー。3~4角は外5で押し上げたがさすがにロス大きく、またスローで前止まらないのもあって届かず。着差は1.1。小回り右回りで好成績残していて指数的にもいいものがある。
前走は道中で落馬のアオリがあり、追い上げも外回しに。とはいえ外回しはある程度「前を捕まえた上で伸びる」という手応えが鞍上にあったともとれる。坂も伸びながら上がっていたし、切れ味勝負はつらいが、時計かかる馬場、力要る馬場ならと思わせる脚。なんにせよ人気以上には走りそう
昨年は脚部不安があった馬で、今は順調に使えている。ここも一発あって不思議はない。
単勝
④中山12R 4歳上2勝クラス(芝1600m)
◎シャンパンマーク
〇パワースナッチ
▲ケイケイ
△プリムツァール、リバーバレイト、ロゼル、
前走は伸びないインからしっかり伸びた。まだイン不利がはっきり認識されていない日のインなので気づかれない気がする。しかも前回は去勢明け。今回は狙える。
重馬場の中山で良績ある上に血統的にも力の要る馬場の方がパフォーマンスが良いブリックスアンドモルタル産駒の〇パワースナッチは相手筆頭、▲ケイケイは重馬場の中山で上がり最速があり、父産駒も当舞台好相性で。しかしながら横一線の感。
微増目を許容しつつ、◎一頭軸三連複流しで、◎=〇▲絡みを1枚ずつ増やして……という形で。
⑤阪神11R 第70回大阪杯(GⅠ・芝2000m・定量)
各馬短評
エコロディノス
昇級初戦だった前走・京都記念でいきなり3着と好走したが、これはインがダメになっていてかつ外は高速であったために起きた前残りに乗っかる形での着。立派は立派だが、メンバー手薄とはいえいきなりのG1で好走はどうか。阪神2000は道中も緩みにくい条件である一方、この馬はここ数走で道中緩んでのスロー戦で結果を出している。逆のレース質になりそうなここでは不安の方が勝る。
エコロヴァルツ
福島記念、中山記念と連続で三連対。中山記念は終始外回し、自身よりインを回した馬に食われる形。福島記念はインが悪かったとはいえ外5頭分くらいの外回し。11.9-11.3-11.0の加速ラップに追いすがって前と差も詰めていた。コーナー4つは合うし、中山記念は道中もなかなか流れたことを思えば、大阪杯は合いそうだし、このメンバーの中でも席はあっていい馬。
クロワデュノール
昨年のダービー馬の今年初戦はドバイではなく大阪杯。これは既定路線で、中東情勢とは関係が無い。
前走はジャパンカップだが1000m57.6の激流で、第2集団も58秒台の速い入り。それを外目の4番手、前と差を詰めながらの直線ではさすがに余力はなかった。前にカラ馬もいて、進路を遮られるような形になってしまったのも不運だった。力負けではない。
凱旋門のダメージは無いとみるべきだろう。
皐月賞はペースが上がっている所で外回しから早仕掛けをした分脚が上がっただけ。むしろミュージアムマイルが伸びるところに追いすがろうとして一瞬伸びたし、強い内容だった。ダービーの仕掛け、伸びを見るに、皐月の敗因はそれとみていいだろう。コーナー4つ、直線坂の右回りと類似条件だった皐月賞でその強い内容なら、今回も当然通用していい。大阪杯で飛んだクラシック好走馬としてエフフォーリアがいるが、あちらは遠征競馬が初だった。こちらはフランス遠征でもある程度の結果は出せていたのだから、そこは問題にはならないとみている。
サンストックトン
前走は前残りの馬場を外回し、後方からじりじりとは伸びた。AJCCもばらけた隊列で後方寄りから、直線荒れた内を通しながらもよく伸びて5着とここ2走は確実に良化している。ただ、今回に席を求めるなら高速巡航の中山記念でもう少しやれていてほしかった。枠と稽古次第では三列目に一考の余地はあるが、この馬自身は時計がかかったほうがよさそうな感があって……
ショウヘイ
前走・AJCCは前が58秒台で大逃げ気味、間に1頭おいての第2先行の番手という展開で、この馬自身は59秒半ばくらいの前半1000。直線も労せずして伸びる外を通せた。かなりすんなりいった内容で、これで評価を上げることはしない。菊花賞は折り合いと距離に敗因が見れる。神戸新聞杯とダービーは展開で、いずれも強い馬の決め脚に屈する形。流れ込むような見え方で、この馬自身が決め手に富むかと言うと微妙なところ。内々立ち回ればダービーの再現もあるかもしれない。枠次第というところだろう。
セイウンハーデス
天皇賞の0.4差(7着)は立派と言えば立派だが、中盤まで落としながらも後半5Fは12.2-11.5-10.9-10.9-11.1とグッと加速するユタカの巧妙な逃げ。先行勢はタバルを除いてみんな沈み、結果として後掛かりとなった追い込み勢に展開が向いたのは確かで、それに乗じた7着だったと言える。今の速い阪神芝もこの馬に向くとは言えず、Aコース最終週とはいえこの馬に向くかと言われると難しい。JCは思い切った逃げも特攻気味、前走もその余韻でという感じ。タバルが逃げるとスローに落ち着く公算が高いと考えているが、つついていくならこの馬だろう。この馬の気持ち一つでそれなりに流れる可能性もないわけではない。
タガノデュード
前走が昇級初戦ながら見事小倉大賞典を制した。
道中大逃げ気味の馬がいる中で第2集団のほぼ最後方。第2集団も1000mにかけては59秒くらいで、やや速い流れ。3~4コーナーは何頭分外回すんだというくらい外。この日の馬場は確かにインが荒れ気味ではあったがまだ大失速するような馬場ではない中での進路で、距離ロスの方が大きい回し方。それでも最後までよく伸びて上がり3F34.1で差し切った。ハンデ戦で2着とは2キロ差があったことは加味する必要はあるが、内容としてはなかなか。流れるペースを追走して最後にひと脚、というのは大阪杯に求められる力でもあり、定量戦でもこのレースで有利な内枠を引ければ紐荒れの使者になり得るとの見方も、無理筋ではないだろう。
ダノンデサイル
有馬記念では最初のホームで折り合いをやや欠く場面もありつつ、鞍上談ではそれでも手応え良く外々回して来れたが右にもたれてしまって……という形。勝ち馬にマークされる形で飲まれたが、強い競馬はしている。ドバイ目標から切り替えてのここである分、仕上がりや調整過程がどんなものかは注視する必要があるし、右よりは左の馬だとも思うし、坂井瑠星に乗り替わってどうなのか、という所もあってと難癖はどうにでも付けられるのだが、実績で見ても当然ここでは評価されていい馬だろうし、人気との兼ね合いで今回の付き合い方を決めたい一頭。折り合い的には流れてくれた方がいい馬だと思うけど、今回はどうだろうか
デビットバローズ
鳴尾記念で重賞初制覇。高速巡航からのひと足という意味では大阪杯に向きそうな勝ち方だった。もともとマイルの馬だからそれはそうなんだけれど……
1800までは勝ち鞍があるし、内回りなら内枠取れればあるいはという場面はありそう。タバルを突きに行く馬がいてくれればいいが、例えばハーデスが大逃げ、ユタカがそれを許容して第2集団で逃げとなると、後ろはスローになってこの馬には厳しくなる。この馬は他より鋭い末脚で勝つと言うより、他よりも高速巡航を余力持ってこなして、それを最後のひと踏ん張りに繋げるようなイメージ。スロー落ちの目が消せない限りはこの馬には印を回しづらいと考えている。
ファウストラーゼン
次につながる競馬ができた、という前走後の和生の言葉が気がかり。 ブリンカーと生来の心肺機能の高さで肉を切らせて骨を断つ走りをしてくる可能性がゼロではない。とりわけ今回テン乗りの岩田康誠はイン突きやら捲りの印象がそこそこある(私は少なくとも)が、岩田パパは菊花賞はじめステイヤータイトルをそこそこ勝つくらいには時計感覚に優れた騎手。もう思いっきり行ってくださいくらいのことを言われたら、逃げていくだろうし、他も多分逃がすと思う。前走はそういう止まり方だと思っているから。心配能力の高さにこの馬の強さがあるのだとしたら……一回吹かして止まってまた吹かして、、、ができるのだとしたら。タバルはスロー逃げをしたいだろうから、自分の着がなくなる選択はユタカ的にもしないだろう。そうなれば前へ出れる。大幅距離短縮のこの馬なら、劇的な粘り込み……大逃げからの馬券圏内というのもあって良いのではないか。
仮にタバルを逃がしたとしても、来れるかどうかは別として捲っていくだろうし、ノーマークになるだけに展開のキーを握る馬であると思う。
ボルドグフーシュ
昔はコーナー四つで強かったんだけど……頓挫して復帰してからは着差こそ小さいが、去年の大阪杯も置かれているし、前走も先行はしてみたものの感がある。私では今のこの馬の強さは見つけてやれない。
マテンロウレオ
前走AJCCはショウヘイと同乗。展開は前述の通りで、この馬のいた集団は前半60ちょいくらい。平均ペースではあるが位置が遠く、早めに追い始めて結局長い脚勝負になって負けた形。多少距離が長かった可能性もある。鳴尾記念3着は前半57秒をインベタ中団回って、直線で進路が開いたもの。1〜5着の上がりが33.9〜34.1に収まる形で、やはりスパッと切れる脚はない。去年のAJCCはダノンデサイルに0.1差、ハナ差でコスモキュランダを下すという好内容だが上がり36.6のタフなコンディションだった。速い脚が無いわけではないのだが、相対的に見れば武器になるものではなくて流れ込むような脚になってしまう。高速になりそうな今回は評価としては控えめになってしまいそうだが果たして。
メイショウタバル
天皇賞がスロー逃げ、宝塚記念はハイ逃げ。着が良かったということもあるが、内容で言ってもハイ逃げの方が良くなるタイプではある。
去年の日経新春杯は流石に浜中の暴走だったが、宝塚記念は4Fから12.1-12.2-12.2-11.9-11.9-11.8-11.7-12.5
後ろに脚を使わせつつというラップで、めちゃくちゃ綺麗で理想的なラップ。折り合いに難があるタイプで、道悪の方がそっちに気が向くのか鞍上の意思通りになる印象がある。ゴールドシップもそうだが、母父のデピュティミニスターも強く出ていて、タフな条件の持久戦に滅法強い。今回は高速馬場で、折り合いこそどうにかなるだろうが、極端に足が速いわけではないこの馬に馬場が向くかと言われると。
天気を注視しつつで。
ヨーホーレイク
昨年は3着しているがインを進み続けて進路がたまたま開いた感じ。オールカマーもレガレイラ0.5差は立派に見えるが、伸びそうな手応えからモコモコしていて何とも。今年はメンバーも良くなるし、昨年実績だけでは苦しいのではないか。
レーベンスティール
中山記念は道中のラップも最後の伸びも良いものがあったが、道中ずっとインを伝って直線も前が開いたというかなり理想的な競馬であった。道中インに収まることができずに外から捩じ伏せにいったエコロヴァルツとそう変わらない。定期的にマイル路線にも出てくるように道中の追走スピードからしても大阪杯は合いそうではある。栗東滞在は2度目。前回は結果が出ていないが今回は何とも良さそうな雰囲気で……ルメールが乗れたのもラッキー。薄くても印は回したい。
印
◎クロワデュノール
〇エコロヴァルツ
▲レーベンスティール
☆ファウストラーゼン
△ダノンデサイル、メイショウタバル、タガノデュード、ショウヘイ
◎はもういいでしょう。強い馬なので。
○エコロヴァルツは中山記念の内容が良い。▲レーベンスティールが同レースの優勝馬だが、外を回したロス等々勘案すればエコロヴァルツもまた強い走りだった。中山記念組のこのどちらかは馬券になると見ている。
☆ファウストラーゼン。順番前後するが、このレースの展開はタバルスンナリ逃げでは無いと思っている。スロー逃げにすれば捲りが、もしそうでなくともステイヤーズSの逃げを無駄にするのか?というところ。岩田はテン乗りだが、こういう馬は上手でしょ。前に出られれば舐められて逃がしてもらえる気もしているし、ノーマークだからこそこの馬は活きると思っている。ホープフルステークスの再現があっても。稽古も良いし、怖い一頭だと思うんだけれどね。
◎=○▲☆=印全