今週も頑張ってあれこれ、載せていこうとは思っていたのだが……
業務も過多、そして(これは趣味なので言い訳にしてはいけないのだが)島根旅行記(これは月曜上げが間に合った!)や毎年恒例のダービーポエムなど書きたいもの、仕上げたいものが多すぎるために、これの内容はかなり小さいものになっているし、そもそも週中に間に合って居なくて……
まぁ、一応見てください……
(一人暮らし日記の本編は休載します)
騎手
同騎手:8-9-9-92(複勝率22%)
乗替り:2-1-1-56(複勝率6.7%)
毎年言っている気がするが基本は継続。
タスティエーラみたいな例が最近あったとはいっても、昨年は3着まで全て継続。基本はここに向けて人馬がある程度理解や連携の質を高めてきていることが前提。
ラップ


基本はミドルからスローで後傾。速くなってもたかが知れているという感じ。
今年のG1では特にみられる事象だが、スローでの早仕掛けは結局後ろを引き出すだけで、勝利に直結はしていない。どころか、どこまで我慢できるのかという所になっているのが今年。
各馬あれこれ
今年はどうやら収得賞金900がボーダーになって来そうな雰囲気。
最初の2頭はやる気出してたけど時間が追い付かないので、基本的に文量は気持ちの大きさだと思っていただければ。特に後半。急に仕事増えてどうにもならなかった。読みたい本とかもあるけれど、今週までは競馬に時間使って、ダービー終わったらのんびりそういうのに時間を割いていく……
皐月賞にも出ていた馬は、皐月の時の評価を引用で示すこととする。
エムズ
3戦2勝、京都新聞杯の2着馬。
京都新聞杯はインが悪い馬場っぽいインの空き方をしているが、その前の鴨川特別がイン逃げのダノンフロイデ、その前の久御山特別ではこれまたイン逃げのベントが8人気3着と、インは悪くない馬場。
新場で下したフェアリーライクは未勝利では上位級の馬ではあったが、とはいっても未勝利での話。よく我慢も効いてコントロール効きそうなのは良いが、多頭数の経験がない(これまでのキャリアで大寒桜賞の12頭が最高)こと、皐月上位層とかそれと同等と思われるような馬(牝馬クラシック路線の馬とか)との対戦が全くない。
良いように表現すれば未知の魅力があるが、私としては馬券的評価はできない。
エリキング
京都2歳S勝ち馬。
新馬と京都2歳は加速ラップのレースでもあり、内容はなかなかのもの。特に京都2歳は抜け出してから2着のジョバンニに差を詰めさせない内容で好感。
馬群に入れられないというか、馬群を割れないタイプで、連勝はすべて外回しだったのだが、皐月賞は馬場的にも外伸びの中でイン突き。しかもそれでなかなか伸びた。スタート直後は枠なりに馬群へ入って、外のマスカレードボールとずっと押し合って掛かってしまっていたことも踏まえて考えれば、最後はスムーズに外回した馬たちに飲まれていったとしても、3着とは0.7差、勝ち馬とも1秒差で弱くはない。
やっぱりジョバンニの方が強いとなりそうな今回は狙ってもいいところでは。
カラマティアノス
共同通信杯2着馬。共同通信はなかなか内容良いが、インベタであったことに加え、加速ラップであったとはいえマスカレードボールの方が内容も良いように見えてしまう。
皐月賞は伸びないインを突いたとはいえ、同じような進路取ったエリキングの方が良い内容であり、ここでの評価は何とも。
レイデオロは長距離で!と主張している手前、そこは評価しようと思うが、それくらいしか評価できるところがないように私は思う。
クロワデュノール
以下皐月賞。
クロワデュノール
ホープフルS覇者、3戦3勝。 新馬は良血馬アルレッキーノを壮絶な叩き合いの末に競り落として2・1/2馬身差。 東スポ2歳は1000m60.9からラスト4F12.5-11.3-10.9-11.2の瞬発戦。 これも叩き合いで抜かせず。瞬発力とスピードの持続力が高いレベルで両立している。 ホープフルSはファウストラーゼンの動きに反応して追走して押し切り。2着馬はしっかり前が動き切ってからの仕掛けだがこの馬はすぐ反応して持続ラップとしての押し切り。 ハイペースな展開こそ経験がないが、今回のメンバーに加えて皐月賞という性質を考えると、追走に苦しむラップというのは想像しづらい。 ファウストラーゼンは、捲りはあくまでオプションのひとつというスタンスのようだが、あれだけ結果を出せて、しかも今回は逃げ馬少なめ+うち1頭は距離短縮とくれば、恐らく捲りが出る展開になる。 そうなった時、過去にファウストラーゼンの流れに連動できている、という経験と実績は鞍上の判断の上で必ず良い材料になる。 捲りある展開では鞍上の躊躇ない判断が生死を分けると思っているので、この点も強く評価したい。 いずれにしても、上位の評価。然るべき印を与えたい。
20250417 ひとりぐらしの皐月賞展望 - 土俵際競馬愛好会
ロンスパ戦も対応済み、距離不安もそこまでないとなるとここでも当然評価を、ということにはなってくる。
皐月賞はファウストラーゼンが捲り切って他の馬も出たところですかさず叩く内容。ミュージアムマイルとは仕掛けるタイミングの差。早仕掛けで叩かれたのは仕方ない。が、ダービーを考えるならもう少し溜めて直線の出力を試したいいところではあった。早仕掛けで0.3差に抑えたのは強い。延長は良いはず。自身を持って本番で乗れれば、というところだが……ミュージアムマイルはモレイラがかなりうまく乗って力を出した分、今回そこが乗り替わりなら、上位は手堅いのではなかろうか。
サトノシャイニング
サトノシャイニング
きさらぎ賞馬。 新馬は瞬発戦をしっかりものにし、東京スポーツ杯2歳Sは道中カカりながら追走しながらもクロワデュノールと叩き合い食い下がって3/4馬身差0.1差の2着。しかもこのレース、序盤に落鉄があってかなりの距離を蹄鉄無しで走っていたとのこと。そうなるとかなり話は変わってくる。 カカリ癖はある中で前走のきさらぎ賞では後方からの競馬を意図的に試し、1000m58.7と、馬場と距離を思えば流れたからというのもあるが折り合いをそこまで欠かずに最後はしっかり弾けて12.5-11.6-11.6の持続ラップ。戦略の幅は大きく広がったし、リンクスティップが特殊な馬場とはいえ桜花賞3着に食い込んだのを踏まえてもかなりレベルの高いメンバーの中での強い競馬だった。先週の落馬はあったが鞍上は継続の予定。癖馬だけに継続はかなり大きい。、カカリ癖が改善したわけではない点に注意をしたいが、ラップ傾向でも書いた通り、このレースは意外と流れる。ダービー組はダービーを見据えるが、ここ一発に懸けている組がそれなりに毎年いて、その辺は2400を意識した折り合いではなく淡々と流していくからだと思う。きさらぎ賞もそうだが、今年は京成杯も割と流れていて、逃げ馬こそ少ないが、ペース自体は極端なスローにはならないのではないか?と予想する。馬群で壁を作って競馬をしたいから枠は重要。 何にしても、この馬もかなり上位に評価しないといけない馬だと思う。
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ここにある通り中々の癖馬っぷりで、いかにレジェンドといえど完全なテン乗りではどうか。
ダービーはラップの所で示したようにそれなりにスローになるので、なおさらこの手の馬は継続騎乗させたい。特に豊は仕掛けのタイミングや痞える脚を前哨戦で測るところがあるので、こういう重要なところでそれが無いというのはちょっと気がかり。強い馬であることに異存はないが、三代制覇をメディアに結構取り上げられているし、必要以上の人気も背負いそう。
ここは軽視。
ショウヘイ
きさらぎ賞は調教から調子悪く、そこを修正した京都新聞杯では快勝。
コース形状の話でもあるが、ロンスパにも対応できた。
きさらぎ賞をリンクスティップ、サトノシャイニングの評価対象にしている以上、稽古から悪かった中でリンクスティップ、ランスオブカオスとは0.5差、サトノシャイニングとは1秒差なら紐くらいには評価しておかないといけないかなとも思う。
今回は乗り替わりだが、川田からルメールへの手替わりという豪華リレー。盲目的に消しにはしづらい気もしている。
ジョバンニ
ジョバンニ
若葉S勝ち馬にして、ホープフルS、京都2歳Sの2着馬。 また杉山のエピファネイア産駒……すごいね。 京都2歳と野路菊はいずれもスロー瞬発戦でエリキングに切れ負けたような形。 ホープフルはファウストラーゼンが捲って作った展開をインでじっと我慢して、他が追いかけてきて4C、馬群が横に広がった瞬間を逃さず進路を確保して伸ばした鞍上の好騎乗。コーナーは全てインベタでロスなく運べているし、勝ち馬は外回し、3着が外回しで捲りだったのを思えば、一番省エネできていたと言えるし、外回して差しこんだ4着のジュタくらいの評価、というのが妥当ではなかろうか。結局エリキングもいい意味で言えば未知数だが、相手比較で行くとそこまでな馬なので、そこから類推してもこの皐月賞で席があるかどうか……
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見る目がありませんでした。
向こう正面でめちゃくちゃ挟まれて2列くらい後退したにも関わらずラストは良く伸びた。マスカレードボールに差されこそしているが、その挟まれて後退の不利を思えば十分すぎる力走。
松山の継続騎乗も大きい。
エリキングへの2敗はそれぞれ言い訳が立つには立つ。連敗と言うのがちょっと見栄え悪いけれど、皐月賞でひっくり返せるところを示せたし、そこは目を瞑りたい。
スローからの瞬発戦になる傾向があるこのレースだが、3Fというよりはその手前から……4~5Fくらいのロンスパをイメージしている。ジョバンニの前走はここに結構繋がりそうな走りで、ポジション不利が無ければもしかしてもしかしたかも?とすら思える。
注目の一頭。
トッピボーン
前走の京都新聞杯は人気を集めたが2Cあたりで引っかかって力を出せず。
さすがにあそこまで遅くなることはないだろうが、引っ掛かってしまってそこからさらに延長というのはあまり……今回は出ても手替わりで、力を十二分に発揮することまでは叶わないのではないか。
ドラゴンブースト
ドラゴンブースト
1勝馬だが、京成杯、デイリー杯2歳Sと重賞2着が2回ある。 正直デイリー杯はそこまでレベルが高いレースではなく、勝ち馬もその後大きな着を並べている。 この馬は朝日杯の内容がよく、イン立ち回って直線外が勝ち筋の馬場でコーナー全てでかなり外を回らされた上、全員直線で死んでいる内を避けて外に向かってくる分進路も脚も削られてしまって、それでも3着と0.5差だった。 京成杯は逆に上手く内を立ち回って、最後の直線に向けて少しずつ外へ。最後は早めに動いた分か、勝ち馬に外から交わされてしまった。鞍上曰く距離は問題ない。今年はCコースで、内枠の優位性が例年よりは高まる。内枠を引けるようなら穴目で一考。
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ニシノエージェント共々通用しなかった。
ダービーで良いタイプや血統背景でもないと思っているし、ここは馬券的に重視は難しいと言わざるを得ない。
ニシノエージェント
ニシノエージェント
すぐ上のドラゴンブーストを下した京成杯の勝ち馬。 未勝利勝ちまでに5戦を要しているのでそこのあたりは省く。強い相手に強く勝てる馬ならこんな掛からないから。 京成杯は前総崩れ。前半1000mは12.6-10.5-11.9-11.5-11.8で58.3。2頭が後ろをやや離す流れとはいえこれは割と速い。捕まえにいく分第2集団も脚を使うから、後方が結果的に坂を越えられる脚がある分優勢になるというロジックだと思われる。 ニシノエージェントは後方から。追込みの有力どころや人気馬が外を回したらVロードが真ん中に開いて、結果としてロスが相対的に抑えられるコーナリングで馬群のボリュームゾーンを抜けた。早めの仕掛けだったドラゴンブーストが坂で伸び鈍るところを捕えての勝利。3着馬は大外回して迫った馬、4着は第2集団の先行で逃げ2頭を回収した馬ということも踏まえると、ニシノエージェントは完全に展開向いたと言わざるを得ない。Cコース替わりになればなおさら再現性に疑問符が付くし、今回は馬券としては評価しなくていいと考えている。 これ書いていて気付いたけど、大外回して3着来たミニトランザット、強いな……と思ったらチャーチルダウンズC3着だった。あとのまつり。三連単大本線で大儲けできていた可能性あったじゃん……(◎○の馬単の本線的中してた) 余談でした。
20250417 ひとりぐらしの皐月賞展望 - 土俵際競馬愛好会
ニシノエージェント≦ドラゴンブーストの力関係だと自分は考えていて、それは皐月賞を終えても変わらなかった。ダービーで買う理由があまりない。
西山社長、すみません……
ファイアンクランツ
悩ましいな……当初はダービーで本命対抗みたいな馬だと思っていた。実際力はある。
ゆりかもめ賞が好内容で、イン寄り通しとはいえ1000m63秒のスロー、上がり3F11.7-11.1-11.0の加速をを後方から0.2差。直線で馬群割れずに内に切り返して、その先でも挟まれてというように進路取りに手間取ってなおこのタイム。一番強い競馬をしている。しているのだが、そのあとすみれSに青葉賞と2回も使って、青葉賞2着でやっと賞金加算してここへ。
ここが今年の4走目というのはダービーを獲るためには使い過ぎているし、前走がモレイラをもってしても頭に届かなかったということえを考えると、ここで印を回すのはどうなのかというところがある。スピリチュアル(自称)な観点から言えば、ダービーで勝つような馬は前述の進路取れずに切り返し、みたいなこともないというか、導かれるように勝っちゃうからな~という気持ち。
ヒモに一考、くらいの感じで。
ファウストラーゼン
ファウストラーゼン
この世代のある意味キーであるといっても過言ではない馬で、弥生賞勝ち馬。 前走後のインタビューにもあったが、ロンスパ戦に強い、レベルの高い心肺機能を持ちながら、一方で瞬発戦になると切れ負けする。トモが緩くスタートダッシュがつかない、とは助手。
ホープフルは接触でスイッチ入った状態、弥生賞はブリンカーも外してちゃんと冷静、というのは大きい差。向こうの土俵でないにしてもミュージアムマイルを押さえての勝利はフロックではないということだろう。捲りはファウストラーゼンにとってあくまでオプション、というスタンスだそうだが、出さないことにはG1では……というところではなかろうか。 ファウストラーゼンの流れを後出しから捕まえられるのはクロワデュノールくらいで、また逃げ手薄で探り合いならこの馬の強みが出る場面があって良い。ハマれば一発、とはこの馬のためにあることばかも。
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スタミナに勝るタイプなら延長は間違いなくいいだろうし、牽制しあってのスローになれば過去にはレイデオロみたいな例もあるからね。レース形態的にも、捲りはタイミング一つだと思う。
ただ、だからこそこの手の馬には継続騎乗で我慢してもらいたかった気持ちがある。
デムーロは近年、平場でも捲りに出ることが多いくらいで、こういう馬に乗ったら間違いなく捲りに出るだろうが、実戦の中でこういう脚の使いかたをさせてあげればこれくらい持つ、みたいな経験に基づいたデータが自分の中にないと仕掛けどころで間違えやすいと思うし、ましてやG1、ダービーならなおさらに、そのあたりの仕掛けのタイミング一つ間違えてしまうだけで結果は180度変わってしまいかねない。
予想で書こうと思うが、今回のファウストラーゼンは自分が勝つというより、前に負荷をかけて後ろを引き出す結果になってしまうのではないかなと思っている。菊花賞でルメール乗り替わりとかになってくれないかな……
今回は申し訳ないがちょっと印は控えたい。
ファンダム
中山で1000m58.9とまずまず流れた中でラスト11.6-11.5-10.8の驚異的な加速ラップレコードVを飾った新馬戦、4C手前から早めに動いて前を捉えるとそのまま突き放し、モンドデラモーレの猛追振り切ってVのジュニアカップ、これまでと一転、1000m60.5と落ち着いた流れを先行ではなく後方から運ぶも何のその、スロー寄り後方に加えて4F12.1-11.2-10.8-11.3の瞬発力を求められるラップを、内から外に切り返してあっさり差し切って2着に1馬身。
完璧な内容で、中2週になる皐月ではなくこちらに照準を合わせてきた。
父サートゥルナーリア自身が東京でイマイチだったせいかあまりいいイメージを持たれていないが、そもそも3回しか産駒は東京2400に使われていないし、距離・砂芝問わず東京の括りで見ると9-5-7-40、芝に限れば7-4-6-30と別に問題にしない……どころかむしろ複勝率36.2%は優秀な部類だ。2000以下に良績は集中しているが、母父ジャスタウェイの字面的には世代限定なら距離は持っていいんじゃないかなと見ている。
レースに話を戻すが、前回の毎日杯は輸送+延長と、気性面で不安担う要素があったが克服できた。今回は距離こそさらなる延長となるが、輸送は最小限で済む。
走る条件は整っている。
毎日杯組は、シャフリヤール然り人気がそこまで付かないのも良いところ。オッズや枠との相談になるだろうが、かなり期待しているし、印も回すつもり。
ホウオウアートマン
良い馬なんだけれどもね、まだ成長途上という感じで、素質だけで走っている感じがある。
青葉賞も馬場がそこまで向いたわけでもなく、前走は勝つべくして勝ったのではあるが、ここまで間隔詰めてしまっている以上、勝負云々の段階にはないと思う。青葉賞で権利取っていたらちょっと考えたが、この臨戦では馬券的には評価を下げざるを得ない。自己条件ならかなり強いと思うし、これ使って休ませて成長を促せば、秋口には楽しみのある馬になっている可能性はかなりある。注目はしておいて損のない馬。
マイユニバース
元々ダートで上がってきて、芝でも堅実だった馬。上がりの掛かるレースが得意で、その意味では恵まれるかもしれないが、前提として有力馬との対戦不足からも力が足りるのかどうか……馬券的には下げ。
マスカレードボール
マスカレードボール
共同通信杯勝ち馬で4戦3勝馬。 アイビーSはピコチャンの項でも書いたので省略。 共同通信杯はレッドキングリーが相変わらずカカリながら行く後ろ。つられずに堪えられたし、2頭に離されても気性はコントロールが効いていたように、賢い馬だと思う。 直線は外に持ち出して加速ラップを刻んだように、シンプルな強さがある馬という感じがある。中山が良くないコメントが取りざたされているが、東京とかに比べたら、というくらいだと思いたい。ホープフル大敗はレース後に戸崎が「掘れた馬場に足を取られてしまって」とコメントしているし、良馬場でC替わり初週ならまだましなのでは。 とはいえ鞍上はテン乗りの横山武で、最近の武史はテン乗りで考えなしなところがあるのが気になる。ルメールですら出していくとカカッていたシックスペンスを押して出して行ったりね。武史は自信をもって乗ってくれる良い騎手なんだけど、最近は自分を過信しているところがあるように思う。まだルメールにできなくて武史にできることはそうないでしょ。 戸崎のコメントを見ていると割と癖っぽいこの馬に武史を乗せるのは、あまりいい未来が見えない。上述のシックスペンスみたいなこと平気でするからね。武史の言う通りで東京みたいな大箱、直近で言えばダービーで良さそうな馬なのは確かで、後方からも競馬ができるここは、無理に先団にこだわらずに中団から脚を測る競馬になるのでは。このレベルの馬をこのタイミングで乗せるのは、大抵ダービーとセットにする腹積もりは少なからずあるだろうし……賞金で絶対出られるからね。。。 ひとまず馬券としては無しにした方がオッズとして面白味がありそう。
20250417 ひとりぐらしの皐月賞展望 - 土俵際競馬愛好会
ダービーとセットとか抜かしてたら普通に坂井だった。
むずかしいな。
普通に一番ダービーで見たくなる皐月賞をしてたのがこの馬とジョバンニだったんだよな……今年の皐月賞は、基本的には上位馬が順当に強いと思っているので当然印は回そうとは思うが、馬場がパンパンに良馬場というようには行かないような予報なのはちょっと重たいし、バックの不利をうまくかわせての伸びだったと思うと、ジョバンニの方が強く見える。
人気は露骨にするだろうし紐くらいかな〜!とか言って蓋開けたら重い印回ってたりするのが私ではある。
好発から好位つけられれば前進は当然見込めるし、もう少し印については考えたい。
ミュージアムマイル
ミュージアムマイル
2勝馬、朝日杯フューチュリティステークス2着馬。 朝日杯では距離が短いであろうことは言われていて、スロー瞬発戦になったことで展開面で恩恵を受けたのは確かだが、それでもアドマイヤズームが仕上がり途上でチャーチルダウンズCで2着したように弱い馬で勝てるレ―スではなかった。 この馬の強みはロンスパ。前走は後方からになってファウストラーゼンの動きに対して一気にふかし上げて追う形になっていて、全く自分の形で競馬をしていない。それでいて4着は、基礎能力の高さの証左だろう。理想はちゃんと初手からある程度のポジションを取って、ファウストラーゼンを行かせてふかしていく形なのではないか。弥生賞を叩いた上積みはありそうだし、鞍上は好調の名手モレイラ。力を出し切れれば当然ここでやれる力はある。まだクロワデュノールと対戦がないのも面白い。力勝負が見たい。
20250417 ひとりぐらしの皐月賞展望 - 土俵際競馬愛好会
伸びていいタイプだと思う。皐月賞はバックでよられる被害も受けていながらのパフォーマンスだし、捲りもあってレース自体はラスト5F全て11秒台、遅くても11.8というロンスパ戦を差し切った。クロワデュノールは早めに仕掛けた分の垂れで、完全に勝負付けが済んだとは思っていないが、今回も当然上位の一角には入ってくる一頭だと思う。
リラエンブレム
この辺から時間無くなってきた……
毎日杯はファンダムがかなり強いが、それ以外はどっこいどっこい。ネブラディスクが京都新聞杯で激つよ!とかならちょっと考えたが、ここは評価しない。
レディネス
前走のプリンシパルSは道中我慢させて超イン突き。距離ロス押さえての勝利に見えるが、この日はインが悪く、内からの勝利は結構価値がある。
弥生賞は馬場に敗因を見出しているような師のコメントだった中で、プリンシパルSをそういう馬場で勝てたのは大変大きい。
前走の仕上がりにおつりがあるとは思わないし、更なる上積みとなると厳しそうではあるが、新馬の、東京での瞬発力溢れる走りを見てもこの舞台で面白味はありそう。前年度覇者の鞍上も迎えているし、ここはひとつ、ヒモに加えて面白味を……
印
◎ファンダム
〇ジョバンニ
▲クロワデュノール
☆レディネス
△エリキング
△ミュージアムマイル
△トッピボーン
△ショウヘイ
今年のポエム(時間不足で全く納得いっていない)はこちら。
◎ファンダムはクロワデュノール、ミュージアムマイルと対戦歴がないことが魅力と感じるに十分な力があると思っている。
新馬から2戦と打って変わって控えた毎日杯はある程度意図的だったというのを見てから、北村宏司とこの馬とでタイトルを獲るのだという意思を感じた。
血統的に今後はマイルに寄っていくだろうが、血統的に2400はこなせて良いだけの素地はあるし、サドラー持ちなので、サンデー基調の馬よりは今の馬場でも見せ場は作れるだろう。父自身は東京の地下馬道がダメだったが、子どもは結構東京走る。北村宏自身も「稽古の範囲なら距離は持つし、左も大丈夫」と言っているからそれを信じようと思う。
○ジョバンニは前述の各馬評の通り。皐月賞の不利を踏まえれば、スムーズだったマスカレードボールよりも上に取れるし、血統も馬場の悪化に耐えうるもの。クラシック常連の鞍上も好感。
皐月賞では先着しているのに対☆エリキングで2敗している分オッズも乗っているし、ここは美味しいところ。
▲クロワデュノールは言うまでもない。強い馬ではある。問題は鞍上。皐月賞で我慢できなかったからね。ダービー獲ると腹をくくって、あの流れでどこまで伸びるのかを試して、敗戦を糧にここに臨めていればポエムの主題も本命もこの馬だった。
1人気の騎乗としては完璧だったが、ダービーを思えば何も得られなかった。ダービーの騎乗経験も少ない鞍上が、脚も測れていないのにこれだけチャンスのある馬に乗った時、早めの仕掛けで最後に捕まる光景や、差し届かないで善戦止まりになる光景は想像に難くない。横山武史で我々はその光景をさんざん見てきた。1人気であっても負けてしまう皐月賞を、ダービーのために割り切って脚を測る場にしてしまう武豊のような腹のくくり方も、皐月賞勝ちという結果も持っていない鞍上は、ダービーの1人気として最大限の信頼を置くにはいささか不安。
馬に不安はないし、走るのは馬だから3番手評価だが、2.5倍で買うタイミングではないかな。
☆レディネスっていい馬なんだよな……馬場の悪いインを通した勝ちも良いし、鞍上横山典弘はなんだかんんだ信頼できる。フワフワしているし、これは直感なので何とも言えないが、買っていいんじゃないかな……プリンシパルSは1週前倒しになったし、それも追い風だろう。
◎=○▲☆=印全の三連複15点から、◎=○▲☆=○▲☆の三連複3点を抜いた12点に、配分して4200円。
◎→○▲☆の馬連、○に1000円、▲に1500円、☆に500円の合計3000円。
◎→○▲☆→印全の三連単18点に配分して3000円。
◎から○▲☆に流した三連単マルチ18点各200円(計3600円)
◎→○▲☆→○▲☆の三連単各200円(1200円)
合計15000円で勝負。