土俵際競馬愛好会

相撲と競馬と銭湯と映画を愛する男の隠れ家的日記

20250525 にちようびのおけいば~優駿牝馬(オークス)2025~

今週は時間がないのでほぼオークスの予想のみ。

 

 

たのしい旅行が終わりを迎えた。さみしい……

今日は惰性の延長戦。親友氏とは分かれて私は倉敷滞在・観光から児島ボートへ向かってから帰郷します。

 

 

東京

 

11R 第68回 優駿牝馬(GⅠ・牝馬限定・世代限定・芝2400m)

◎ブラウンラチェット

〇リンクスティップ

▲レーゼドラマ

△アルマヴェローチェ

△エンブロイダリー

△タイセイプランセス

△パラディレーヌ

△ゴーソーファー

 

 

sumo-to-keiba.hatenadiary.jp

 

 

今年のオークスの本命は◎ブラウンラチェット

元々ルメールで勝っていて、素質も評価されていた馬。

阪神JFの大敗で世間の評価を下げて、桜花賞での連敗でその評価が確たるものになってしまっている。

が、実際その2戦は言い訳の効くもの。『あれこれ』でも書いたが、阪神jFは大きく体を減らした上に掛かっていた。桜花賞は直行で、体は戻したものの大外枠。馬場も悪い中直線では一か八かの馬場悪いイン突きとなって失速したが、そのインを通した馬の中では抜群に手応えよく、何頭か拾えていたのを見るに、精神的にダメになったとか、きわめて早熟であったとか、そういう類の状態ではないと見ている。そもそもハイペースになると抱える部分が作れずに末ができないタイプの馬だと思っていて、その意味でも4F延長して、少なくとも桜花賞よりは追走が楽になるのは絶対に良い。

また、馬体減の話もしたが、今回はアルテミス以来の東開催で、長距離輸送が無いのもプラス。長休明けを叩いた2戦目を輸送減り少なく迎えられるのも、これまたプラスであろう。

オークスルメールの言葉にあった通り、多少の距離適性は地力でごまかせるのは事実ではある。その意味で言えば、鞍上に馬場や風、展開に応じてベターな解を持ってレースをしてくれるレーンが乗ってくれるというのは大変に大きいと思う。キズナ産駒なら当然この舞台は悪くないのだが、中距離を使ったことがなく、実績としては中距離は未知数のこの馬だから、少しでもそのポテンシャルを発揮できる鞍上を迎えられたというのは良いこと。何にせよ、破格の内容だったアルテミスや新馬がもはや過去の栄光となっている世間の評価の中で、その評価を失墜させた敗戦に理由を見出せる以上はこの馬を評価しないわけにはいかない。外枠先行勢が飛ばして、第2集団の前目に付けられたら楽しめそう。多分レーンも理想として持っているオプションはそこではないかな。

ゲート出てください。

 

対抗は桜花賞での走りを見た時から重い印を打つことは決めていた〇リンクスティップ。

桜花賞は道中マイルペースを追走させず、中距離のテンポで運ぶことに終始して、末脚だけで間に合わせたように見えた。実際きさらぎ賞は数字的にもかなり好内容のレースで、見えている中距離適性としてはこの馬が一番あると思う。ゲートも稽古では出ているらしいし、ここは好発から運べそう。素人目にはトビが大きく見えるし、外で運んでほしいけど、デムがそこをどうしてくれるか。外で運んでくれたら、馬場的にも外は伸びていきそうだし、恩恵もありそう。好発過ぎて前前から外枠先行勢に付き合ってしまうのが一番嫌な展開だが、新馬は捲りで2着しているし、前走桜花賞でマイルについていかなかった選択がそこで活きてくれると思っているし、そもそもデムーロならそこは押さえてくれるのではないかと見ている。稽古も良さそう。ここは期待。

 

レーゼドラマの推奨理由は『あれこれ』のまんまなので引用で載せる。

 

レーゼドラマ

この馬、かなり強いと思いますよ…… まずこの馬はタフ馬場で力が出るタイプ。この時点で今の府中はプラス。 未勝利勝ちが優秀で、ラスト持続ラップを流して計時したのはもちろんなのだが、この日は比較的内前有利。序盤中盤もクラスの割にはそれなりに流れた中でのこの勝ち方は強さがあるし、前日の渥美特別(2勝クラス・勝ち馬パワーホール)のタイムより速い。ゆりかもめは他全部牡馬+超瞬発戦の上がり速いもん勝ちでこの馬の適性にはハマらないので無視。 そう思えばフラワーカップの勝ちは馬場の感じ見てもかなり順当だった。ここに来てちゃんと見てやっと気づいたのでさすがに遅すぎた。つばき賞をかなりの好タイムで勝ったパラディレーヌ、個人的にはかなり評価しているアロヒアリイに勝っているゴーソーファーのそれぞれに勝っているというのは、連立方程式的に考えればこの馬の実力を相当高いレベルで担保してくれている。ゴーソーファーは4Cからのペースアップに対応できずに前走大敗しているが、本来の力は見せられていないと思うし、むしろそのおかげでこの馬が霞んでいる。 血統的にも2400は十分こなせる。繰り返しになるが今の府中のタフな馬場も味方につけられるし、桜花賞をパスしてオークスに来たそのフレッシュ感、狙っている感もいい。先行馬に坂井瑠星が乗っているのも(数字は調べていないけれど感覚的に)魅力だし、そこまで癖馬っぽいところもないので乗り替わりを苦にすることもないだろう。稽古では「こんなに動く馬じゃなかった」とまで。ここは一発、どうだろうか。

20250521 ひとりぐらしのオークスあれこれ - 土俵際競馬愛好会

 

稽古が動いているのも不気味。戸崎だったらもっと買ってたかもしれないが、この人気なら十分買える。ただ先行勢が割といて、良いところに収まれるかな?というところだけ。実力は十分。

 

 

△エンブロイダリーは強い馬だが、やっぱり血統的にも前走のラスト的にも、オークスも連覇!という感じには、私にはどうしても映らない。モレイラが脚を余すところなく使ってこそのあのパフォーマンスに思えてしまう。ルメールが魅力的だけど、結局馬強い!じゃなくて「ルメールなら何とかしそう」と考えてしまった時点で私の中で上位評価できる馬じゃないな、と思ってしまった。来たら仕方ない。抜けた一番人気ではないし、ヒモに入れるが、それ以上は。。。

 

△アルマヴェローチェは血統も相まってイン突きしちゃいそうな気がする。札幌2歳でも馬場悪い中だったしね。とはいえ戦ってきた相手は骨っぽく、実績も最上位の一角。これまた絡んでも仕方ないのだが、岩田望も距離適性を誤魔化せるレベルではないと思うし、あれこれで書いたようにやはり血統は無視できないと思う。

 

昨年の覇者・チェルヴィニアもハービンジャー産駒ではあるが、母系はキンカメ。他にハービンジャー産駒で距離をこなした著名馬と言えば、ブラストワンピースやローシャムパーク、ファントムシーフがいるが、前2頭はチェルヴィニア同様母系がキンカメ、後者は母系にサドラーなど欧州の重厚な血統が名を連ねている。母系にサンデー直系、あるいはサンデー経由のステイヤーであったり、キンカメがないとハービンジャーはマイルに出てしまう。母父ダイワメジャーは2400を走るには心許ない。母父ダイワメジャーハービンジャー産駒といえばナミュールがいて、重賞をいくつも制し、国内外でマイラーとしての地位をもった馬だったが、当時完成しきっていなかった(たしかトモが緩かったとかじゃなかったかな)とはいえ、このレベルの馬ですらオークスで頭までは届かなかった。

20250521 ひとりぐらしのオークスあれこれ - 土俵際競馬愛好会

こんなに人気するなら、内枠で馬場ダメなイン突きに破れる、あるいはやっぱり距離長すぎたか~となる方にかけたいかな。実績で△に入れている感じ。

 

 

◎から当然買うのだが、この人気なら

◎=〇▲のワイド、〇とは1700、▲とは800。

◎=〇▲=印全の三連複11点から◎〇▲の組を除いた10点に配分して合計1900。

◎〇▲の三連単ボックス6点各100

合計5000円で勝負。