土曜日も大敗したが、希望の見える負け方。日曜は楽しみなレースがいくつかあるので頑張って当てたい所……
買い方を変えてはいかんね。ここで書いた買い目に殉じておきたい。
日曜はミュージカル観劇。かつてアマチュアで演じたこともある『ボニーとクライド』を観に行く。たのしみ。。。
東京
4R 未勝利(芝1400m)
◎アルデスティーノ
〇チェンジオブハート
▲パヴェリング
☆ワイドクリーガー
△キタサンライザー、マンゲタック、ニシノハナビ、シャンパングラス
◎アルデスティーノの前走は1000m58.6、11.7-11.7-11.5の加速ラップのレ―スで前はほとんど崩れたレース。2着馬は番手からスムーズに出ていて、その内にいたのがこの馬。手応えはかなり良かったが進路求めて無理やり手綱を引いて減速、再度の仕掛けでも伸びたがスムーズな馬にはついていけず……芝でもやれるしスムーズに回せればもっとやれる。砂で卸したように雨のある芝は悪くない。スムーズに回すのが大事な馬かも?とも思っていて、その意味でも外枠はプラス。
相手上位格には、連闘策ながら好相性の鞍上を配してそれなりに気がありそうな○チェンジオブハート、▲パヴェリングはルメールと実績、☆ワイドクリーガーは左回りに良績+これまでの走り的にもマイル延長は良いほうに出そうで……
◎=〇▲☆=印全の三連複。
11R 第30回NHKマイルカップ(GⅠ・世代限定・芝1600m)
◎マピュース
〇ランスオブカオス
▲アドマイヤズーム
☆マジックサンズ
☆トータルクラリティ
△モンドデラモーレ、イミグラントソング、アルテヴェローチェ、マイネルチケット、

前半より後半が遅くなる、いわゆる前傾の傾向にあるNHKマイル。それなりに流れて最後が苦しくなるという傾向ともいえ、従って距離延長組は必然的に苦戦を強いられる形になりやすく、近10年で延長組1-0-2-32、対して短縮は4-4-1-31。同距離からの臨戦は5-6-7-86で、複勝率で言えば短縮組が一番優勢ということにもなっている。3C手前に坂があることでいったんそこで緩みやすく、もう少し距離が欲し馬でもついていけるし、3~4Cの下り坂で加速してその持続力を問われやすい舞台でもある。むしろスピードに振れ過ぎている馬は末を欠くようなレースになりやすい。
血統的に言えば、スピードある父馬を母系にストームキャット的アメリカダートで持続力を強化したり、あるいは速い血統にサドラーやロベルトといった欧州スタミナを添える血統が最近のNHKマイルのトレンド。
24年
1着のジャンタルマンタルは父系にロベルト、母系にストームキャット
2着のアスコリピチェーノは父ダイワメジャーに母系にデインヒル、サドラー
3着ロジリオンは朝日杯Vのリオンディーズ産駒で母系にロベルト。父系にもサドラー。
23年
2着ウンブライルはカナロア産駒に母父ファルヴラヴ、つまりFairyKing≒サドラーの血統。
3着オオバンブルマイは父ディスクリートキャット、つまりストームキャットの系譜で母系がディープで、父系がアメリカダートなところをディープで芝を補完したような形。
特に欧州血統はここ数年NHKマイルでは頻出といえる。
22年は結果的に激流ペースで短距離色が強かったが、それでも勝ち馬のダノンスコーピオンは父カナロアに母系サドラーと、ここ3年だけを見てもとりあえずこの血統は見ておいて損はないのではと思えるがどうか。前傾で最後に一粘りが求められるというラップの傾向から見てもこの血統構成には妥当性がある一方で、マイル=スピードの認識から重さを感じがちな欧州血統は盲点になりやすい。
今週は金曜夜に雨があって、その芝を1日使ってのこのレースと考えると、一昨年とまでは行かずともやや力の要る馬場になっている可能性は高い。となれば、欧州血統の必要性は例年以上にあるのではないか、というのが私の認識。
◎マピュースは父がデピュティミニスターのクロスを持ち、母系とも合わせて3本(4×5×4)持っていてそこでスピードとその持続力を担保、そこにロベルトの5×4も併せることで道悪へ対応できるパワーを取り入れている構成。33秒台の上がりも繰り出せる豊富なスピードもあるが、前走の桜花賞では馬場の悪いインに突っ込んで伸びてきての4着としたように、道悪で相対的にパフォーマンスを上げるタイプと見る。▲アドマイヤズームや☆マジックサンズ、〇ランスオブカオスは関西からの遠征であるのに対し、こちらは短距離輸送で済む美浦所属というのも地味だが大きい要素。前走は輸送で減らしていただけに、今回体重も少し増やせているようなら一層面白味がある。前走は出遅れて後方からの競馬になったが、それ以前はある程度ポジションが取れていた馬。スタートさえ決めれば混合の世代G1でも席はあると見ている。
〇マジックサンズ。前走は長期休暇明けなら充分な内容だし、陣営のコメント通り、あのトップスピードなら東京マイルもという気持ちはある。いかにもダービーで買いたくなる前走の内容やら血統だが、母コナブリュワーズはコナコースト、コナブラックなどマイル以下の距離の馬がよく出ていて、むしろマジックサンズが異例。母系にはサドラーやヌレイエフ、デピュティミニスターがあるところにサンデー3×4で日本の芝的スピードを出す、見た目だけならマイルを走っていい血統。ダービーへの気持ちがまだあるのであれば、ここは温存というよりむしろ賞金加算に来ているはず。人気がもう少し落ち着いてほしかったが、それでもこの人気なら何とか……
▲アドマイヤズームはそこまで強いと思ったことがないのだが、今回も超激流とまではならなさそうな構成。前走は余裕残しで叩きとしては十分な内容。2走目の上積みがあるならここは順当に。激流でなければ終いは堅実だ。NZT組は2着の方が来る傾向にあるのも心強い。
父モーリス、つまり父系にロベルト、サドラーズウェルズがいる血統で、先述の血統要素にも当てはまる。川田はここ5年でNHKマイル2勝、3着1回と好相性なのも好感だ。波乱含みのこのレースで1人気を、というのも少々気乗りしないが、ここは仕方ない。
☆ランスオブカオスは朝日杯の内容を評価している馬。きさらぎ賞はさすがに長かったがそれでも3着。チャーチルダウンズCでは直線進路狭くなってスムーズな進路取りではなかったなかでアルテヴェローチェに1馬身と3/4つける圧勝と言っていい競馬。ここも当然大きな期待が持てるというのは間違いではないのだが、シルバーステート産駒の東京マイル成績が近3年で2-1-3-63とかなり悪く、この壁を破れるのかと言われると自信が持てず……ひとまず△よりは上位に、ということで。
☆もう一頭はトータルクラリティ。
朝日杯は異例のスロー。前に壁も作れず、折り合いに難のあるこの馬には苦しかった。北村友的には「敗因はしっかりしている」とのことだったが、ファルコンステークスではまさかの大敗。気持ちの問題とのことで、今回はゲート裏でブリンカー着用。かかるかもしれないが前半控えめな競馬、とのコメントが出ている。新馬からの連勝の内容は良かったし、ケイデンスコールに重なる臨戦でもある(会社の偉い人に言われて確かに!!と思ってあたかも自分が思いついたかのようになっている。ありがとうえらいひと)この馬、全てが噛み合えば一発があっても不思議はない。
◎=〇▲☆=印全の三連複22点に配分で計3800円。
◎=〇▲☆☆の三連複6点×2枚を足して合計5000円で。
京都
10R 橘ステークス(3歳OP・L・芝1400m)
◎マテンロウサン
〇スリールミニョン
▲ミーントゥビー
マテンロウサンは気性に難があり、前走はプラス22キロでやっと制御できている感じ。
スローだと苦しくなるので、昇級で流れるのは間違いなくプラス。稽古は良さげで、ここでも十分通用する。
〇スリールミニョンは半ば永島まなみのお家芸と化しつつあるG1追い込み掲示板ガールだが、前走は中団から運べたように、力はある。少頭数はプラスだし、このクラスでも十分通用する。
▲ミーントゥビーの前走は上がりは上位と変わらない位置取りの差での着。この馬もまた頭数減がプラスに働く一頭だと思う。
◎が絡む目を当然重く買うことにする。合計4000円。
新潟
8R 4歳上1勝クラス(芝1800m)
◎ウマピョイ
△ファインライン、ラケダイモーン、ツインクルステージ、ナムラブーニン、マイネルモメンタム、ダノンウィルヘルム、ケイツークローン
2周ぶりの登場となる◎ウマピョイ。もう推奨理由は前回と同じなので引用します。
◎ウマピョイ
君の愛馬が!!!!!!◎ウマピョイ。 比較的早い芝でも母父ロードカナロアで何とかこなすし、未勝利では良馬場の芝もこなしていたが、今の福島くらいの時計の方がいいのは間違いない。 再転入初戦大敗で見栄えのしない馬柱になっているが、前走はイン通し3頭決着、各馬上がり大差なく11着のこの馬でさえ1着と1,1差、3着と0.9差のスロー瞬発ヨーイドンレ―ス。地方転入初戦でイン前高速馬場を大外回しでこれだけやれれば十分。地方仕様の食わし込みで増えていたにしてもマイナス10キロだったし、「地方転入初戦で芝大敗」の馬柱になっているが見た目ほど負けていない。転入初戦を叩いた今回は前進あって良い。発馬もそこそこいいのでポジションも意図せず極端に悪くなることはない。 今の福島は最終週で時計こそややかかるが、Bコース替わりで前寄りのバイアスになっている。未勝利で芝入着できていて、スタートも出そうと思えば出せる馬に減量、しかも内枠なら、ある程度の位置で運んでのなだれ込みに期待したい。
20250427 にちようびのおけいば~マイラーズカップ2025ほか~ - 土俵際競馬愛好会
今回はインが死んだ時計かかる馬場の外枠でこれ以上ない感じ。
さすがにもうポジションは取れないっぽかったので、これでダメなら諦める。
今回は加藤厩舎の穴馬担当・ケータイの水沼氏が鞍上。減量込みで追える騎手だからね。
ゴールドアクター産駒は当舞台0-1-1-5とそこそこ走る。ここでぶちかましてほしい。
俺を救ってくれ。
ウマピョイ軸三連複流し、21点に配分して2500円、複勝2000で。
10R 五泉特別(4歳上2勝クラス・ハンデ・ダート1800m)
◎メイショウジェンマ
〇アルベリック
▲ユメハハテシナク
☆トゥピ
△スマートプレシャス、メイショウリリー、テーオールビー、ミヤジレガリア
◎メイショウジェンマは左回りに良績ある馬。それが3ヵ月明けの前走右回りで上がり最速0.5差を出せているなら調子は良いのだろう。現級もここまで小差が続く。今回は割と「できれば先行したいな~」みたいな馬が多く、展開味方にできそう。
〇アルベリックは前走が好内容。スロー瞬発戦前残りの展開を、最内突いたとはいえ後方から上がりよく突っ込んだ。勝ち上がりは少頭数とは言え左回りの水を含んだ馬場。今回の条件、メンバー構成は良いはず。ゲートも決まってくれればなおいい。
前走はバンバン捲り飛んで来るレースで逃げて、最後の最後まで粘り込み、勝馬と0.6差、3着と0.4差だったのが▲ユメハハテシナク。
捲って来そうな馬がそこまでいないとなれば、前走よりも前進があって良いのだが、いかんせん今回は割と「できれば先行したいな~」みたいな馬が多く……一応印は回すが、展開は跳ね除けないといけない。
☆トゥピは前走の内容は悪くない。今回同じ走りは厳しいだろうが、展開はややありそうだし、左回りの方が良績はある。
◎=印全=印全の三連複21点に配分して3000円、◎=○▲⭐︎=印全15点1枚ずつ足して合計4500円