土曜が望外の好成績。
いや、毎レース当てられるよう予想はしているんだけどね……
この調子で……勢いづきたいひとりぐらし、にちようびのおけいば。
中山
6R 3歳未勝利（芝2000ｍ）
◎ヴィヴィッドムーン
〇マカナ
3走前のデビュー戦は1着と0.6差も持続ラップに追いすがって、上がりは上位拮抗の3着、前走は勝ち馬以外で唯一33秒台&スロー寄り＋持続ラップをほぼ最後方から勝ち馬と0.8差、3着とは0.6差の強い競馬で、前にいられれば一気にジャンプアップの素地はある。
前がもう少し垂れるペースになってくれそうなら、と思っていたが、さらに1F延長して減量騎手を起用してきた。母系は欧州系で道悪対応可、ヴィヴィッドムーン自身は父が父だけに短距離で卸されたが、母は欧州系ということもあって1800で卸されたようにこの距離でもごまかしがきいていいはず。今回はメンバー的にも前が手薄。雨が怖がられてマイペースならここは結構いいんじゃないか。
〇マカナは道悪対応可能な血統に加え、前走は加速ラップを捲り気味に追い込んで上がり上位で差を詰めたように、スロー見込みの道中でも自分で動けるのが魅力。自分でレースを良い感じに動かせれば。
前で逃げ粘る◎と、捲り追い込む〇は共存可能。
9R 印西特別（４歳上2勝クラス・ダ2400ｍ）
◎パーサヴィアランス
△トクシ―スタローン、ソウルアンドジャズ、アンバードール、アーマルコライト、ロードブレイズ、タナサンブラック、コスモジンバッグ
◎パーサヴィアランスは2走前が大変好内容。スロー落としの加速ラップで前止まらない展開を最後方から４C 大外回しで勝ち馬と0.9差、2着と0.3、3着とは0.2差。展開あれば突き抜けまである脚だと思う。実際前走は内々回して３着に好走。私としては複勝を取った。今回はさすがに人気かな……と思ったら、周りが近走に好走歴ある馬多く、このメンバーの中ならまだ前走にフロック感が出て人気は落ち着きそう。今回も内枠を引いたが、内枠は大丈夫な馬。おかわりで。
オッズがつくなら……そうだな、4倍付くなら複勝3500円。それ以下なら△に流した三連複21点、3500円。
11R 春雷ステークス（4歳上OP・L・ハンデ・芝1200ｍ）
◎ショウナンハクラク
〇ロードフォアエース
▲ジョーメッドヴィン
△ヨシノイースター、ティニア、ミルトクレイモー、ミッキーハーモニー
◎ショウナンハクラクは前走6着ながら0.7差、3着とは0.3差。上がりは2着以下のメンバーで変わらず、ポジションの差と言っていい。実力は足りる。昨年の春雷Sが好内容で、かなりレベルの高い馬だと思う。
先行勢手薄で展開面有利そう、かつ馬場不問の力ある○ロードフォアエース、▲ジョーメッドウィンは連勝中だ。☆ステークホルダーは前走から調整工夫しての今回。連勝の実力は伊達ではないとは思うのだが……
◎＝印全＝印全の三連複21点、◎＝○▲☆＝○▲☆に厚めで合計3500円。
阪神
2R 未勝利（ダ1800ｍ）
◎ハイクオリティ
前走はスロー持続ラップ、前残り馬場を後方から大外回しで追い込んで0.7差、3着と0.4差だった◎ハイクオリティ。今回は先行馬も多め、スローなら自分で動いてきそうなのがいたりして、どっちのペースに転んでも何とかなりそう。
新馬は道中おっつけ通しだったが動き出してからはよく伸びていたように、追走スピードが芝ほど求められないダート替わりは良いほうに出るかも。
日曜の阪神は雨、濡れた砂になりそうで、芝でも戦えていたこの馬には良い馬場になるかも。枠が懸念だったが、雨でキックバックが少なくなるのは良さそう。
◎単勝1000複勝2500で良いオッズにありつけないだろうか……オッズ次第では複勝を3500まで増やしてマックス4500で。
5R 3歳1勝クラス（ダ1400ｍ）
◎モズタチアガレ
前走は結果前残りのレースを中団から。いい手応えで進出したが思いっきり詰まって、進路が中々開かず一旦下げて脚が上がってしまった。1400の方が流れに乗れたというように距離はあっているだろうし、追走力はある。前走と同舞台のここで、スムーズなら現級でも。
11R 第85回桜花賞（GⅠ・牝馬限定・世代限定・芝1600ｍ）
各馬についての私の所感と、その他素人のデータはこちらで。
◎エンブロイダリー
〇エリカエクスプレス
▲アルマヴェローチェ
☆ボンヌソワレ
△ショウナンザナドゥ、ビップデイジー、チェルビアット、ナムラクララ
雨が残った馬場次第ではあるが、例年並みのペースになるのではないかと予想する。
パッと見、先行勢多めかなとは思っていたが、競輪で言う所の前前自在といった感じの馬が多い。必ずしも先団で徹底して前！みたいな馬が○エリカエクスプレスくらいで、彼女が中山の坂を加味しても相当な内容で走っているわけだから、結局付き合うと持たなくなってしまう馬が実際には大半だと思う。
その中で中団前目でも競馬ができるし、誰も来ないなら前も取れます、というのが◎エンブロイダリーだから、じゃあそこから入ろうかというのがスタート。
展望回から引用。
新馬はミリオンローズにうまく駆けられてしまったが、直線で一完歩ずつ差を詰める強い競馬。稍重ながら33.2の速い上がりを見せた。
次戦の未勝利では6頭立てとはいえ後続に7馬身差の快勝。
サフラン賞は行き脚つかず後方から。道中掛かりながらも前前決着を一頭違う脚で追い込むも及ばずという内容で、力は見せていた。
勝ち馬だけやや中団よりから来ていたが、この馬はクリノメイで、重賞連対級であったことからそこまで悲観する内容ではなく、むしろこの時点で、「ある程度ポジション差あればエンブロイダリーとやりあえる重賞級」とクリノメイを評価してあげなければならなかったとこの回顧をしていて感じた。
サフラン賞のあとは安全策で1勝クラスの平場に使ってこれも快勝。 入りもスロー、1400にしては遅い1000ｍ60.7の通過も、4Cは大外まわして、4F12.7-11.4-11.0-11.0の急加速・持続ラップで完勝の強い内容。
クイーンカップは上がりこそ色がつかなかったがなんと先行策。テン3F12.3-10.8-11.1で34.2、1000ｍ57.2とかなり流れた。12秒台が1F目以外ない息の入らないレースで、私の中で評価の高いティラトーレ（クロッカスSで同日のターコイズSより速いタイムで走破した）ですら、エンブロイダリーのすぐ後ろを走っていたのにラスト失速してしまうペースということを考えるとかなりしんどいペース。ショウナンザナドゥもコンディションに何かあったっぽいとはいえ4番手から失速するレ―スで、2着馬は中団からコーナー経済コース立ち回って2着に抜けてきた馬。それすら2・1/2馬身後方に置くのだから相当強い。 桜花賞はスピードの持続を求められるラップになりがちで、道中からそれなりの追走スピードを要求される。スピードの持続力と言えば！なデピュティミニスターも母系に持っていて、血統的根拠もある才媛。週中は栗東滞在。体は少し減っているが健康なので稽古はそのまま、とのこと。師にとって初めてのGⅠ挑戦になるが、結果は如何に……
20250409 ひとりぐらしの桜花賞展望 - 土俵際競馬愛好会
と、まぁこんな感じに思っている。稍重も新馬でそれなりにこなしているのも今思えば加点要素で、さらに加点なのがその時の鞍上がモレイラであること。モレイラは完全テン乗りではない、というのは地味に大きいポイントだと思う。また、スローでもハイペースでもこなしてきたというのは強みで、鞍上の発想をすべて実現できる馬だと思う。特にクイーンカップは、東京左回りとはいえ本番さながらの流れで、これを先行押切で他馬完封は見た目もさることながら中身としても強い。
一線級との対戦経験がないところを不安視されての金曜時点での3人気（このレースだけ金曜に書いている）かと思うが、ティラトーレ、ショウナンザナドゥ、クリノメイとの対戦経験を物差しに、このメンバーで通用の目処は十分立っていると見ている。
初の輸送もカバーすべく栗東滞在を選択。体重も順調な推移を辿っている様子。「ピークの状態で臨める」とのコメントは頼もしい限り。調教師共々初GⅠタイトル獲得を果たす。
○エリカエクスプレスは前述の通り、メンバーにこのレベルの先行馬は恐らくいないので、純粋に展開面、脚力面を勘案してこの評価。血統面でも近年の桜花賞の隠れトレンド・サドラーズウェルズ持ち。エピファネイア産駒の牝馬なので気性的には折り合っている今がチャンス、というのはデアリングタクトを管理していた師なら分かっていると思うし、気性への不安がある馬だからこそテン乗りでなく継続なのは何よりも大きい。以下引用
新馬と言い、前走と言い、強烈なスピードの持続力が武器。新馬は稍重で1000ｍ58.7、そこからラストは持続ラップでまとめる逃げ切り。前走は12.4-10.6-11.1で入って1000ｍ57.3の3番手。4Cで捕まえるともう突き放していく一方。この内容で道中はかかっていたのだから恐ろしい。出て来そうなメンバーを見渡しても、スローの瞬発戦は考えづらい。展開が向くとも言いづらいところだが、木金の雨で多少は上がりが掛かる馬場になるならこの馬には追い風。フェアリーステークスからの臨戦は勝ち馬のみ勝負権があるというのがデータ上の結論だが、この馬にも当然勝負権がある。臨戦過程で嫌われるならここは重い印を打つのも当然視野に入る。正直過去のフェアリーS馬と比べてもかなり上位、スマイルカナやファインルージュが通用しているが、それよりはるかに強いと思う。 めちゃくちゃ欲張れば、コース適性と例年の展開を加味して2，3着付け？とりあえず馬券内は手堅いのではないか。
20250409 ひとりぐらしの桜花賞展望 - 土俵際競馬愛好会
やっぱり平場や重賞で激流を経験してそれを乗り越えて勝っている馬、というのはこういう舞台でも実力を発揮できるし、能力もそういうレベルに自ずとなっているように思う。メンバーレベルが上がるほど締まった流れになっていくが、その方が気性的危うさがあるこの馬には都合が良いかも。掛かっても好勝負、掛からなかったらもっと好勝負、というイメージ。展望書いている時には予報で週中の雨だったのだが、どうやら日曜朝にも一雨来そうで、そのひと雨はこの馬にとって間違いなく恵みの雨になる。
力をフルに発揮できれば……という気持ち。
▲アルマヴェローチェは言わずと知れたこの世代の2歳女王。
荒れた阪神での快勝、キャリアで33秒台を使った事がないことなど、完全無欠という訳ではないが、先行ペースはそれなりになりそうで、展開が巡ってくる差し勢の実力上位、となるとこの馬になってしまう。加速ラップを差し切った阪神JFは、馬場を考えても普通に強い内容ではあった。額面通りに手放し思考停止で盲信はマズいよ、というだけ。
一雨来れば当然この馬は血統的に歓迎ということになる。むしろ、雨＋ハービンジャー産駒で短絡的に売れてくれたら◎〇が相対的においしくなるんだけど……
人気馬なので詳細は省くが、私の中ではこの評価で。
☆は☆らしく、☆ボンヌソワレ。
引用
フィリーズレビュー3着で優先出走。
主な勝ち鞍は未勝利戦、今回が7戦目となる。
エンブロイダリーと0.2差だった1勝クラスはスロー戦で、ハイペースになればどうかというのはまだ未知な部分ではあるし、3F33.2の激流を4番手から運び、直線一瞬先頭の場面を作っての3着だったフィリーズレビューは十分評価できる内容。 レベルはどうあれ、未勝利でスロー、フィリーズレビューでハイペースとどちらのペースでも結果は残している。 母系の奥に欧州向けのパワーとスタミナを伝えるShirley Heightsを持っていて、父はレイデオロ。私のブログを読んでくださっている方々にはうっすら分かってもらえるかもしれないが、「レイデオロはステイヤー種牡馬」だと思っているので、何で延長しないんだ？？？という気持ちが少なからずある。これ字面だけ見せて主戦場答えさせるクイズあったら「2000ｍ！」と自信たっぷりに答える自信がある。兄には今年の小倉大賞典を勝ったロングランもおり、この馬が、「スロー瞬発が苦手なだけで流れる方がスピードの持続力を活かせるタイプ」と仮定すれば延長は歓迎できる。フィリーズレビューの着順別データの肝は、2着が強い！じゃなくて「勝ち切れない方が意外と本番に繋がる」と解釈するところだと思うので……今年は仕切り直したショウナンザナドゥという恐らく外れ値がいるので何とも言えないですけど…… 印は回せる一頭だと思う。
20250409 ひとりぐらしの桜花賞展望 - 土俵際競馬愛好会
フィリーズレビューはかなり速いペースだったが、それでも自分で動く部分をつくれたのは大きいし、馬群から抜け出して先頭の場面をつくれたのは更に大きい。
フィリーズレビューに比べれば今回は相対的に楽なペースになると思うし、引用でも主張しているように、レイデオロ産駒で1400ベスト、1600は長いなんて訳ない（暴論）
差し決着を先行から0.1差で粘ったのは強いし、欧州系これだけ引いといてマイル長いとは思えない。雨で重くなるならいよいよこの馬の出番。雨降ったらこの馬からの馬券もちょっと押さえたいくらい強いと個人的に思っている一頭。
△には近走の内容重視で、血統で加点減点しつつ取捨して残った面々。ナムラクララは内枠なら☆も悩んだが……
さて、買い方もかなり悩んだ。
三連単◎〇二頭軸マルチ36点をまず5000円資金配分。
◎＝○▲☆＝○▲☆の三連単1頭軸マルチ18点、資金配分2500円
雨が降ったら☆＝印全＝印全の三連複流し21点、資金配分2500円。
つまり、晴なら7500円、雨があったら10000円で勝負。
4/13 7:40追記
流石に雨を舐めてた。めちゃ降るっぽいな。
ボンヌソワレから楽しむことにします……
⭐︎1頭軸三連複、⭐︎単複。
福島
5R 未勝利（芝1800ｍ）
◎レイヤードレッド
前走は煽るような出遅れからポジション上げ。道中スロー刻まれてレースラップは加速ラップ。前に残られたが、この馬自身もかなり上がりは使えている。3着とは0.4差で、普段はゲート出れて先行までしている。今回は開幕週の内枠。買える。
単勝3500円。
昨日単勝一点にしておけば大儲けのレ―スを変に相手決めて利益減らしているので、ここは固い意志で……
7R 4歳上1勝クラス（若手騎手限定・芝2000ｍ）
◎シルバーダイヤ
前走は手応えかなり良かったが全く進路開かずに伸びないインに閉じ込められてそのまま後退する勿体ない競馬。3走前は激流ハイペースで先行して馬券に絡めているように元々力はある馬。血統的にももう少しきれいな芝で走るところをみたい中で今回は開幕馬場。一気の延長だが、一個上の姉が障害でOP勝ちしているように走って走れないことはない母、そしてシルバーステートはこの距離でも走る。
2月小倉のダイチラポールみたいなイメージで……
この延長に、減量の鞍上。やることは一つだろう。
