土俵際競馬愛好会

相撲と競馬と銭湯と映画を愛する男の隠れ家的日記

20250409 ひとりぐらしの桜花賞展望

世代GⅠ、やれるときはこういうのも残して、来年以降の私の予想に活かそうかな……と思いました。クラシックは当たると

印も打たなくていいし、気楽に書いちゃうよ。

連休、矢の如し。また明日から7連勤が始まるひとり暮らしのGⅠ・桜花賞展望。

 

 

桜花賞の傾向

実は似たようなものを2年前の予想で出しているんですけど……いや、まぁしっかりまとめ直して、じっくり考えることも大切ですからね。(決して焼き直しではない)

ひとまず5月まで、クラシックはこれやるつもりでいます。今だから見えていることもあると思いますから。。。

つまるところ、来週も皐月賞版のこれが出ます(予定)。来週は新幹線移動と実家、さらにはスーパーひたちタイムがありますので何とかなるかと踏んでいるんだけど……予想との時間的折り合いを付けないといけないんすけど……今からでも頑張っとくか……

データは基本直近10年、ラップは馬場の改修とかもあるので5年で出します。

 

sumo-to-keiba.hatenadiary.jp

一昨年の。

 

 

sumo-to-keiba.hatenadiary.jp

去年。去年はこの時期に鳥刺し当たってたな……懐かしい。ちなみにまた今週松阪に居ます。絶対その辺のものは食べません。一人スシローとかしゃれこもうかな。。。

乗替・東西など

騎手

継続:6-9-7-94

乗替:4-1-3-54

 

言うてもマイルなので、乗替でもそれなりに結果は出る。ただ、連対率・複勝率は継続の方がいい数字が出るので、連軸なら継続だと少し嬉しいかも。

 

東西

美浦所属:4-2-4-53

栗東所属:6-8-6-95

 

微妙に西優勢だが、それほど大差という訳ではない。一時期に比べたら西高東低は均されつつあると言える。

 

前走距離

今回延長:1-0-2-48

今回短縮:0-0-0-11

同距離:9-10-8-89

 

同距離からの臨戦が圧倒的。来るなら延長組で、短縮は切って良さそう。こんなイメージはあまりなかったので、この記事打っててよかった。

後述のラップを踏まえると、そもそもの追走スピードがかなりのものを求められるので、短縮だとどうしてもそこで置かれるのかもしれない。

 

前走レース

阪神JF 3-2-0-4

1着馬:2-1-0-0

2着馬:1-1-0-2

6着以下:0-0-0-2

 

 

 

チューリップ賞(GⅡ・GⅢ合算) 2-8-5-33

1着馬:0-2-1-8

2着馬:1-2-0-6

3着馬:1-2-2-5

4着馬:0-0-0-0

5着馬:0-1-0-2

6着以下:0-1-2-12

 

 

フィリーズレビュー 1-0-2-42

1着馬:0-0-0-11

2着馬:1-0-2-6

3着馬:0-0-0-10

4着馬:0-0-0-2

5着馬:0-0-0-1

6着以下:0-0-0-12

 

クイーンC 1-0-1-18

1着馬:0-0-1-8

2着馬:1-0-0-6

3着馬:0-0-0-2

6着以下:0-0-0-2

 

 

フェアリーS 0-0-1-6

1着馬:0-0-1-4

2着馬:0-0-0-1

6着以下:0-0-0-1

ラップ

桜花賞近5年ラップ


2020は重馬場につき外れ値です。基本的に最後まで緩まないし、途中も息入ることはほぼ無い。つまり先行勢にはスピードの持続力、それに加えてもうひと踏みの踏み直しが求められる。

逆にこれだけ流れるが故に並の先行勢では垂れてしまい、大外一気が起こりやすいとも言える。

 

 

 

血統

意外な所でサドラーズウェルズ持ちの好走が結構目立つ。

先入観ではデピュティミニスターだと思っていたからこの項目最後に残したせいで各馬短評を見直す羽目になっている。

サドラーズウェルズ持ち

ステレンボッシュ(2024・1着)

アスコリピチェーノ(2024年・2着)

ライトバック(2024・3着)

コナコースト(2023年・2着)

ペリファーニア(2023年・3着)

デアリングタクト(2020年・1着)

レシステンシア(2020年・2着)

 

ちなみに欧州系で言うと凱旋門賞でおなじみ、ShirleyHeightsもスターズオンアースはじめ何頭かチラホラ。

ロベルト持ちもナムラクレアやウォーターナビレラなどチラホラ。

要は欧州系が走るよ、という話。

高スピード域で頑張ってからのひと踏ん張り!ということなんだと思う。適当っぽいけどマジでね。

 

今年のサドラーズウェルズ、あるいはロベルト持ちは以下。あと高速馬場だったソダシの年を加味して(私が諦め悪く個人的見解を残したいので)デピュティミニスター持ちを並べておく。なお、抽選対象は除く。

 

サドラーズウェルズ持ち

エリカエクスプレス

トワイライトシティ

リンクスティップ(4×5)

(エンブロイダリー(シングスピール持ち))

(ナムラクララ(シングスピール持ち))

 

 

ロベルト持ち

ウォーターガーベラ

エリカエクスプレス

トワイライトシティ

ナムラクララ

ボンヌソワレ(Shirley Heightsも持ってるよ)

マピュース

リンクスティップ

デピュティミニスター持ち

エンブロイダリー

チェルビアット

ブラウンラチェット

マピュース

各馬短評

アルマヴェローチェ

阪神JF勝ち馬。

新馬はスロー逃げで展開あった逃げ切りだが、札幌2歳は嫌われたインから勝ち馬と内外離れての競り合いで僅差負けの2着の好内容。

阪神JFは加速ラップを差し切っての勝利で脚力は間違いないが、インが全く伸びない馬場で外回しだったことには注意が必要。サンデーを引いたハービンジャー産駒だからそこまで心配していないが、まだキャリアで33秒台の上がりを使ったことがない。メンバーと展開を加味した上での判断にはなるが、ここも一応気に留めておきたい。血統的に、馬場が馬場なら使えるんだろうなという気はするが……

 

ウォーターガーベラ

チューリップ賞2着、シンザン記念3着と重賞で複数入着のある馬だが、シンザン記念は前崩れの追い込みで鞍上のコース取りの巧さに助けられ、チューリップ賞の上位は格上のビップデイジーを除いてみんなイン通しで、この馬もイン待機できれいにコースが開いての2着と評価はしづらい内容。重賞2走を含めて今年はもう3走しており、フレッシュさにも欠ける。ここは評価しづらい。

 

ヴーレヴー

りんどう賞、エルフィンステークス勝ち馬。

新馬で折り合い放棄していた印象しかなかったけれど、控えて競馬ができるようになっていた。33秒台の上がりも使ったことがある(りんどう賞。持続ラップ)けれど、血統的にひと雨あった方がいいタイプにも見える。天候次第では紐に一考。少なくともここが適鞍ということはないと思うが……

 

エリカエクスプレス

新馬と言い、前走と言い、強烈なスピードの持続力が武器。新馬稍重で1000m58.7、そこからラストは持続ラップでまとめる逃げ切り。前走は12.4-10.6-11.1で入って1000m57.3の3番手。4Cで捕まえるともう突き放していく一方。この内容で道中はかかっていたのだから恐ろしい。出て来そうなメンバーを見渡しても、スローの瞬発戦は考えづらい。展開が向くとも言いづらいところだが、木金の雨で多少は上がりが掛かる馬場になるならこの馬には追い風。フェアリーステークスからの臨戦は勝ち馬のみ勝負権があるというのがデータ上の結論だが、この馬にも当然勝負権がある。臨戦過程で嫌われるならここは重い印を打つのも当然視野に入る。正直過去のフェアリーS馬と比べてもかなり上位、スマイルカナやファインルージュが通用しているが、それよりはるかに強いと思う。

めちゃくちゃ欲張れば、コース適性と例年の展開を加味して2,3着付け?とりあえず馬券内は手堅いのではないか。

 

 

 

エンブロイダリー

キャリア5戦、桜花賞で6戦目となる。

新馬はミリオンローズにうまく駆けられてしまったが、直線で一完歩ずつ差を詰める強い競馬。稍重ながら33.2の速い上がりを見せた。次戦の未勝利では6頭立てとはいえ後続に7馬身差の快勝。サフラン賞は行き脚つかず後方から。道中掛かりながらも前前決着を一頭違う脚で追い込むも及ばずという内容で、力は見せていた。勝ち馬だけやや中団よりから来ていたが、この馬はクリノメイで、重賞連対級であったことからそこまで悲観する内容ではなく、むしろこの時点で、「ある程度ポジション差あればエンブロイダリーとやりあえる重賞級」とクリノメイを評価してあげなければならなかったとこの回顧をしていて感じた。

サフラン賞のあとは安全策で1勝クラスの平場に使ってこれも快勝。

入りもスロー、1400にしては遅い1000m60.7の通過も、4Cは大外まわして、4F12.7-11.4-11.0-11.0の急加速・持続ラップで完勝の強い内容。

クイーンカップは上がりこそ色がつかなかったがなんと先行策。テン3F12.3-10.8-11.1で34.2、1000m57.2とかなり流れた。12秒台が1F目以外ない息の入らないレースで、私の中で評価の高いティラトーレ(クロッカスSで同日のターコイズSより速いタイムで走破した)ですら、エンブロイダリーのすぐ後ろを走っていたのにラスト失速してしまうペースということを考えるとかなりしんどいペース。ショウナンザナドゥもコンディションに何かあったっぽいとはいえ4番手から失速するレ―スで、2着馬は中団からコーナー経済コース立ち回って2着に抜けてきた馬。それすら2・1/2馬身後方に置くのだから相当強い。

桜花賞はスピードの持続を求められるラップになりがちで、道中からそれなりの追走スピードを要求される。スピードの持続力と言えば!なデピュティミニスターも母系に持っていて、血統的根拠もある才媛。週中は栗東滞在。体は少し減っているが健康なので稽古はそのまま、とのこと。師にとって初めてのGⅠ挑戦になるが、結果は如何に……

予想としては、桜花賞の栄冠に最も近いのはこの馬と見る。

めっちゃ人気しそうだけどな……

クリノメイ

キャリア4戦、今回が5戦目のチューリップ賞馬で、阪神JFの大敗以外はすべて勝利している。

阪神JFはかなり悪化していた直線インコースをとして後方から何もできず、という競馬で全くの度外視で良い。チューリップ賞はイン通しの馬が上位を独占する中、この馬はイン3番手待機で直線そのまま追ってのV。展開はかなり向いたと言わざるを得ず、評価としては微妙なところ。サフラン賞はエンブロイダリーに勝つ殊勲で、ポジション差とペース次第では上位に食い込めると言えるのだが、この馬が勝ったマイル戦はペースが桜花賞の例年記録と比べてかなり遅く、チューリップ賞にしてもサフラン賞にしても1000m60秒前後のスロー。今回はエリカエクスプレスがいて、エリカエクスプレスに好きにさせてしまうと彼女に持っていかれてしまうので、多分今年もそこまでスローにはならない。となるとこの馬に活躍の余地がどれくらいあるのか……という話にはなってくる。

 

ショウナンザナドゥ

フィリーズレビュー勝ち馬。

新馬では勝ち馬共々パフォーマンスを絶賛されていたが、結局勝ち馬はエルフィンステークスも勝てずで……

この馬の強さは、ストームバードのクロスから来る豊富なスピードとその持続力が、高いレベルで両立しているところにあると思っている。

アルテミスSでは上がりこそ速かったが4角でピタリと付いていけていなかったのを見るに、急加速されるスロー戦よりは流れた方が良さそうなのは上の考えと矛盾しない。その点桜花賞は条件として良い。阪神JFもアルテミスよりは流れて、馬場の良いところ通したとはいえ先行勢で唯一掲示板に残った(0.5差4着、3着タイム差無し)こともそれを裏付けているように思う。

だからこそ、激流となったクイーンカップでの敗戦は本当にイレコミと体重減が響いたのだと思う。そこから、長距離の輸送もあまりよくなかったと言える。フィリーズレビューは短縮分もあって後方からだったが、スピードの持続力と最高速の高さは性能が違うところを見せつける勝利で、クイーンカップ比10キロプラスでこれができたのは大きいと思う。

本当はクイーンカップからここに来たかったはずで、余計に一戦した分おつりがない可能性はあるものの、人気の盲点にもなりそうでここは意外とおいしいかも?

 
ダンツエラン

ファンタジーS勝ち馬、今回がキャリア6戦目。

新馬勝ちは新潟マイルでのものだが、1000m62.4、レース上がり33.6というスロー瞬発戦。ファンタジーSも不良馬場もあってのスローで、フィリーズレビューは内から切り返す分を加味しても、ハイペースの展開を利して着だけまとめたが、評価しているショウナンザナドゥとの差……ハイペースの追走からのもうひと伸びに課題を残すことになったように映る。そこからわずかに1か月、この手の適性は一朝一夕に克服、改善されるものではないから、ここは馬券としては評価を上げられない。

 

 

チェルビアット

11個上の姉には秋華賞ジャパンカップを制したショウナンパンドラがいる名牝の血統馬。

 勝ち上がりに4戦を要したが、ロードカナロアの豊かなスピードをデピュティミニスターで持続力の底上げを図ったような血統だけに、スロー戦だと真価が発揮されなかったか、1200に短縮して一発回答の勝ち上がり。追走能力の高さとそこからのひと伸びで、続く重賞・フィリーズレビューでも2着に食い込む活躍を見せた。フィリーズレビューはふわっとした立ち上がりもしっかり追走、直線はしっかり弾けたように、ペースが流れる上級の方が良さは出やすいタイプと見る。「まだ奥がありそう」という前走後のコメントは、1400で卸し、1800に延長した陣営の感覚と整合する。1800でも最後まで伸びていたように、距離的な問題はパスできそう。フィリーズレビューは展開が向いたのは間違いないが、それだけで過度に嫌われるのなら、ここは印を回してもいい馬だと思う。フィリーズレビューは基本的に勝ち切れない方が本番に通じるので……ナムラクレア然り、ゆくゆくは短いところ、という馬でも通用しうるのが桜花賞の面白いところであり難しいところだ。

 

トワイライトシティ

今年1月デビュー、アネモネSを勝って優先出走する馬。

アネモネステークスからの臨戦馬はリステッド導入以前も含めた過去10年20頭が一度も馬券になっていない。それを裏付けるように、今年のアネモネSも比較的ゆったりした流れだし、新馬も1000m62秒をインから我慢して直線だけ、という競馬。アネモネも白帽でイン3番手で直線抜け出して、という競輪みたいなレース。何にしても単調で、引き出しが少なすぎる。経験がG1には圧倒的に足りないし、G1をも勝ってしまいそうな将来性を感じさせる走りという訳でもない。ここは馬券評価としては消しというほかない。

 

ナムラクララ

母サンクイーン2、つまりナムラクレアの妹に当たる。この馬はアドマイヤマーズ産駒。エンブロイダリーといい、今年のアドマイヤマーズは当たりだね。私はPOGで一ミリも指名していないので今年は本当にひどいことになっている。POG、こんなに状況を確認しない年も珍しい。マジで無理なんだもん、見るまでもなく惨敗。

 

閑話休題、この馬の話に戻します。

姉の話をしたのでついでに血統の話……地味にストームバードのクロスを持っていて、、、というか、この馬、クロスを6本持っているんですよね。(Machiavellianと母方の4代母Coup de Folieは両親が同じ全きょうだい)

改めて血統表をみると、意外と脚早いダート馬っぽいというか、やはり溜めてスパッと切れるタイプではないように思う。ナムラクレアはディープ経由のサンデー、というのもあるけど、Danzigとかも入っていて、字面はもう少しスピードに富んだ印象があった。

この馬はやはり溜めてどうこうというよりは、前前で運んだ方がいいタイプだと思う。

外回りはあまり向かないタイプだとは思うが、前走・チューリップ賞はスローだったという前提には注意を払いたいものの、その中でもほぼイン前決着を外から5着粘り込み(3着ビップデイジーとは0.2差)と考えると、内枠でせこく回れたら3着にひょっこりはんしている可能性は割とある。内枠なら、という注釈付きで△くらいかな、というのが水曜時点での私の感想。

 

ビップデイジー

YouTubeとか見ていてもこの馬強い、みたいな評価をよく見るビップデイジー

新馬戦がハイペースだった珍しいケースで、1000m58.5をラスト12.2-12.0-12.0で勝ち切っている。2戦目の紫菊賞はスローながら4F12.6-11.4-11.2-11.0の急加速加速ラップで快勝。これちゃんとJF前に発見できていれば……

阪神JFはイン死んだ馬場の内枠という絶望的な条件だったが、直線でかなり距離を使いながら外外へ持ち出して勝ち馬と併せる形に持ち込んで伸ばしたが、スムーズに追っていた勝ち馬に離されてしまった、という形。横移動が大きかったことを思えば勝ち馬とそこまで力の差は感じない。

前走もナムラクララの項で書いたがイン前有利を外回しでの3着で、見た目以上に強い。しかも3か月の休み明け。今回はそこを叩いての臨戦で、実力はフルに発揮されるだろう。

血統的に後押しできる部分は無いが、強いて言えばアグネスデジタルって米国馬だし、ダート寄りの適性を求められていた部分はあるだろうな、という所。溜めて切れるのは当然サンデークロスの成すところが大きいだろう。ま、いろいろ言葉をこねくり回さずとも、阪神JFで強い競馬見せてるんだからここでも黙って買おうよ、というだけでもいいんですけどね。。。

強い馬だと思う。ここも当然重たい印を打つ。

ブラウンラチェット

内容的にはかなり素質を感じさせる新馬戦だったが、蓋を開けてみれば相手が弱かったという線もあったかも。1000m63秒を加速ラップ締めは、中山だから評価できるが、一方で道中の負荷が無かったのも事実。アルテミスも2着以下は芝クラシック路線で名前が上がる馬がショウナンザナドゥくらいで、2着馬に至ってはサウジダービー使うような馬だったし……

前走は馬体大幅減が事実としてあって、今回はそこを踏まえて調整、栗東滞在までして何とか馬体は持っている感じ。ただ、馬体維持程度の負荷で、阪神JF大敗後のここで勝ち負けという絵はどうしても浮かばない。戦ってきた相手のこともあるし、ここはあまり評価はしたくない。

……のだが、血統的にもデピュティミニスター持ち、2走前はスロー寄りとはいえ先行してそこから加速で伸び勝っての勝利。まともなら十分この舞台で通用の目がある。週中の雨が残らなければ、という条件付きではあるが、穴として持っておくのもいいかもしれない。血統的にその辺はクリアできる素地があるし、切れ味が極上なのは間違いないのだから、外枠から挟まれない形で中団前目に付けてくれたら面白い。多分前走の敗戦で相当人気は落ちる。懸念は武史かな。最近あんまり考えて乗ってないでしょ……先週のシックスペンスとかまぁまぁ酷かったから……

 

プリムツァール

アネモネステークス2着からの臨戦。

特に強調できるところがなく……アネモネはトワイライトシティのところで書いたようにそもそも評価しづらい。馬券に入れるのは……

 

ボンヌソワレ

フィリーズレビュー3着で優先出走。主な勝ち鞍は未勝利戦、今回が7戦目となる。

エンブロイダリーと0.2差だった1勝クラスはスロー戦で、ハイペースになればどうかというのはまだ未知な部分ではあるし、3F33.2の激流を4番手から運び、直線一瞬先頭の場面を作っての3着だったフィリーズレビューは十分評価できる内容。

レベルはどうあれ、未勝利でスロー、フィリーズレビューでハイペースとどちらのペースでも結果は残している。

母系の奥に欧州向けのパワーとスタミナを伝えるShirley Heightsを持っていて、父はレイデオロ。私のブログを読んでくださっている方々にはうっすら分かってもらえるかもしれないが、「レイデオロステイヤー種牡馬」だと思っているので、何で延長しないんだ???という気持ちが少なからずある。これ字面だけ見せて主戦場答えさせるクイズあったら「2000m!」と自信たっぷりに答える自信がある。兄には今年の小倉大賞典を勝ったロングランもおり、この馬が、「スロー瞬発が苦手なだけで流れる方がスピードの持続力を活かせるタイプ」と仮定すれば延長は歓迎できる。フィリーズレビューの着順別データの肝は、2着が強い!じゃなくて「勝ち切れない方が意外と本番に繋がる」と解釈するところだと思うので……今年は仕切り直したショウナンザナドゥという恐らく外れ値がいるので何とも言えないですけど……

印は回せる一頭だと思う。

 

マピュース

クイーンC2着馬。

エンブロイダリーと0.4差の前走は、1000m57.2のぺーすにしっかりついていって、早めに動いての2着で弱くはない。新馬と2走前の赤松賞がスローでの勝ちで、速い流れだった前走でエンブロイダリーにあれだけ離されてしまうと……回して△かなあという感じ。雨が残るようなら躍動しそう。

 

リンクスティップ

きさらぎ賞2着でボーダー滑り込み。

未勝利勝ちはロンスパ押切で好内容、前走も重賞2着ではあるのだが、桜花賞で12秒の区間なんて多分ないので、恐らく息が持たない。短縮馬が苦戦する最大の理由はここにあると思う。中距離とはそもそも使っている身体機能が違う。

ここは馬券としては嫌う。

 

 

 

スリールミニョン(抽選1/2)

ランフォーヴァウ回避で抽選に。

趣味で言うことじゃないけど、打つ量が増えた……

チャーチルダウンズカップからの連闘になるので恐らく出てこないと思うが……

血統的には持続力抜群、周りが垂れて相対伸び、みたいな追い込みを得意としている印象で、永島まなみもこういうの好きだよね。

前走は牡馬相手に大健闘で、こういうラップでこなせるなら桜花賞でもいいはず。

出てきたら考えます。

 

ミストレス(抽選1/2)

芝でもやれる素地はあるが、アルテミスSはスロー。今回はもっと負荷が増えるはずで、この馬はサウジ帰りとなると、出てきても重視までは……

 

これ以下の900万組(ルージュラナキラ、ベイビーキッス、キョウエイボニータ)については出たら本チャンで書きます。