日記本編でかなり愚痴ってしまったが、私のブログにケチを付けたその人、この競馬予想もちゃんと見て頂いているのかしら。
最近回収率相当良いし、「競馬予想はうまいんだよなアイツ」くらいのこともちゃんと言っていてほしい。他でめちゃくちゃ言ってるのに「競馬だけは……」みたいになっていたらめちゃくちゃおもろい。
冗談はさておき、上半期プラスは現実のものになりつつある。競馬初めて7年、ここからが大事な一人暮らし、どようびのおけいば。
先週の戦果を。



戦えている。月初の10万馬券が効いているのは言うまでもないが、あれは◎が大穴で拾ったからね……
懇意にしていただいている先輩から「これ買い目付けてくれたら丸乗りしたいときもあるんだよな……穴馬推奨の時とか」とありがたいお言葉を頂戴した。今まで書いているものと書いていないものが混在していたが、今週からできるだけ書くことにする。
オッズ読みが下手糞過ぎて、具体的な言及を逃げていた時に書いていなかったのです。
ということで今週のおけいば。今週は2場開催。回顧も予想も楽なだけにちゃんとモノにしたいところ……
中山
芝はさすがに開催進んできて土埃上がるようになってきた。先週ラストのような短距離や、その日一番とかならまだ使えそうだが、相対的には外伸びが目立った。
とはいえ今週はBコース替わり。先週中京のようなイン死馬場は見られなさそうだ。
5R 未勝利(芝2000m)
◎アローグレイシャー
〇ヤマニンエイドロン
これこのペアが1・2人気だと思うけど、これはここで決まって仕方ないと見る。
◎アローグレイシャーは2か月前の東京がデビュー戦。勝ち馬のレディネスは別格だったにしても、1000m61.9のスロー、ラスト4Fで12.7-11.5-11.3-11.8と斜字部分で急加速があったにも関わらずそれにも対応したように、展開向いての2着と評価を留めるのは勿体ない感。今回のメンバーを見渡すと、初出走の馬が変なことしない限りはスローからの瞬発戦になりそうで、新馬の経験が生きる。Bコース替わり初週、一発目の芝レースで内枠、モレイラなら捌きミスも他の騎手に比べて格段に少ない。
○ヤマニンエイドロンの前走は道中のペースは落ち着いていたものの、テンは流れた(12.5-10.8-11.8)そこまで負荷緩くはないと思う。最後は12.5-12.3-11.8の加速ラップ締めに追いすがった良い内容での2着、3着以降後続は6馬身離したし力はある。2走前に1000m61秒、4F12.5-11.6-11.1-11.7の加速についていって脚を伸ばしての3着があり、今回想定したペースと展開にも十分ついていける。ただ、血統的にも実績的にも速い上がりは出ないタイプのように見える分、対抗に下げた。
◎〇ワイドに、◎→〇の馬連で上積みを狙う。合計3500円。
ワイドが1倍台なら馬連のみにするかも……重馬場なの見落としていたけどどうなんだこれ。まぁ行けるか??ヤマニンエイドロンはサトノクラウン産駒だし重馬場に良く見えてしまうんだが……
9R 山吹賞(3歳1勝クラス・芝2200m)
◎ガンバルマン
〇フィーリウス
▲ジュンライデン
△ピックデムッシュ
中山競輪FⅡ開催第9R。
ピックデムッシュに人気集中しそうだが、そうなったならその分だけ他に妙味が出る。
◎ガンバルマンが想定一番人気ではないのならここから入る。休み明けの重賞では、捲り展開の後出し仕掛け+イン突きだったとはいえ、世代上位のファウストラーゼンと0.2差。展開があっても脚がなかったらこういう着差にはならない。追い込みは少頭数の方が当然良いし、叩いて自己条件の今回は当然上位候補。ピックデムッシュが動いたところを後出しの仕掛けで差すような形が理想。
〇フィーリウスは前走大穴をあけたが、スロー前残り展開、加速ラップのレースラップでもあった中で出色の末脚で追い込んだ。陣営は「荒れた馬場は……」とコメントしているようだが、血統的にもこれまでの走り的にも今の中山ならこなせると見る。そもそもダートの勝ち上がりの馬だしね……芝の水もこの天気なら土曜の昼過ぎには稍重くらいにはなるでしょう。この馬も◎同様、ピックデムッシュを後出しで飲み込む想定。
▲はピックデムッシュ……も考えなかったわけではないが、ここは▲ジュンライデン。
前走はスロー瞬発戦で前残り。それでも3着と0.2差、勝ち馬とは0.4差の小差決着。休み明けながら上がりも最速、叩いたここはかつての強さが見られそうな気配がある。
ここ2走で人気を落としそうな今回だが、かねてからことあるごとに言っているように、レイデオロはステイヤー寄りの種牡馬だと信じているので延長は黙って買いなのだ。ついでにもう一つ、レイデオロは割と極端に走る舞台とそうでない舞台が分かれる種牡馬で、中山2200は走る側(2-0-1-9)であることも強調ポイント。
ピックデムッシュとの比較でこちらを上に取ったのは妙味の点。
ピックデムッシュはもうこの舞台で走ることがばれているレイデオロであることに加え、前走のVはルメールの仕掛けが抜群にハマった印象で、ラップ的にもそこまで強調できる内容ではない。
一方でジュンライデンは前走休み明け展開不利も好内容、同じレイデオロ産駒ながらこの距離は初挑戦、未知数ではあるがデータ的には走る可能性が高いという意味でベットに足る未知数さがある。
最終オッズはどうなるか分からないところがあるものの、想定ではピックデムッシュが1人気1.7倍に対しジュンライデンは5人気15倍もつく。シュタルケは先週の中京を見ていても馬場バイアスや展開に対してはある程度それらを踏まえたアプローチをしてくれる騎手だと思っていること、モレイラの強みは展開読みや純粋な追う力、扶助力も当然あるのだが、一番はコース取りだと思う。連戦連勝している時のモレイラは、コース取りが馬群を俯瞰しているかの如く鋭いというか、まさしく馬群を縫うようにやってくる。減速させないようにコントロールをしながらコースチョイス、そして抜群の扶助で伸ばしていくのが、私の思うモレイラのストロングポイント。それはすなわち、相対的に考えれば多頭数にあってこそ真価が出る。少頭数だと比較的そのあたりの力が足りない騎手でもコースが見えやすいし突きやすいからだ。
モレイラマジックが過度に発揮されないであろうここはジュンライデンを上に取る。
三番手評価なのに長文になっちゃった。
◎一頭軸三連単マルチ18点で購入するが、〇▲絡みがアツくなるよう配分して3500円。
10R 千葉日報杯(4歳上2勝クラス・ダ1800m)
◎イモータルバード
☆アラレタバシル
△ルージュアベリア、ショウナンカブト、ベネロングポイント、キングオブフジ、ライジンマル
◎イモータルバードの前走の大敗の原因は、ブリンカーが逆効果になったことと競られたことっぽい。今回は前に来る馬が少なく、展開は向きそう。勝ち上がりはこの舞台だし、逃げられた2走前は着に残る活躍を見せた。レイデオロ産駒はこの舞台6-5-1-30でかなりの連対率を誇る。要はレイデオロが走る方の舞台。ここは期待したい。
☆アラレタバシルの前走はドスロー前決着を後方から突っ込んで3着と0.4差、勝ち馬と0.8差の5着。今回も流れるかと言われると疑問符が付くし、陣営は後方示唆をしているのがなんとも言えない所だが、決め手比べなら一枚上。
◎=印全の三連複15点、資金配分して2500円。
◎=○のワイドを1000円で合計3500円。
展開、レイデオロの当地成績を踏まえて◎の1・2着付けの三連単も考えたが……
◎⇔印→印の三連単なら60点になってしまって、さすがに私の戦い方だと買えない。
オッズと相談して、あまりに三連複が安すぎるようだったり、前残りが顕著な時は考えたい。
11R 第57回ダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ・ハンデ・芝1600m)
◎キープカルム
▲メイショウチタン
☆エコロブルーム
△アサカラキング、シュヴァルツカイザー、ロジリオン
中山の排水力を考えればこの時間くらいには限りなく良馬場なんじゃないの??ということで予想。
◎キープカルムの前走は馬場を気にして進まなかったもの。前回に比べればいい状態の芝の今回は前進ある。2走前で○トロヴァトーレに先着を許しているが、上がりは変わらずのポジション差で、展開次第でどうにでもなる。0.4差ならなおさら。
今回は引っ張る馬もしっかりいるし、追えるシュタルケに替わるのもプラス。
○トロヴァトーレは安定感がある。速い上がりが求められるレースよりは多少かかる方がいい馬なので、今の馬場も今回のメンバーも良いだろうと思う。モレイラも乗るなら特に嫌う理由もないので……
▲メイショウチタンは前走前残り馬場とはいえ1000m58.5の逃げで3着と0.3差、勝ち馬と0.5差なら十分強い。2走前がフロックで人気したら嫌う典型だと思っていただけにこれは誤算。すみませんでしたチタン殿。今回も強力な同型がいるが、じんえいは速いのがいるなら番手でも、と競らない姿勢を示唆。逃げないと良さがない気もしないでもないが、それにしても前走は内容良かったので一応この評価。
☆エコロブルームは長休明けにしては動けている。実力は十分なので、それでオッズがつくなら。
◎〇の二頭軸三連単か、◎〇=◎〇▲☆=印の三連複19点か。
馬場見ながら直前に買うことにしたい。休みの日はこれができるからアツい。
阪神
阪神も芝はBコース替わり初週です。
4R 未勝利(芝1400m)
◎ルクスコロン
〇ウフルピーク
◎ルクスコロンの3走前、2走前はかなり負荷ある先行だった。前走は鞍上の好騎乗もあって後方からだったが、前から運べるなら運びたいタイプだと思う。
今回は大幅短縮組と初出走が多い構成で大チャンス。負荷も小さくなりそうで、鞍上は継続で追える岩田パパ。ここは人気してしまいそうだが、前走までが人気なさ過ぎただけで強い馬だと思うので素直に重視したい。
相手は○ウフルピーク。
前走はイン前馬場+スロー加速ラップのレ―スを後方大外回し。トビが大きくきれいなフォームで良く伸びている分内回りはどうか微妙なところだが、展開次第で十分馬券になる走りだった。着で人気落とすようなら買いたい一頭。その前走、上り35秒台はこの馬と上位3頭のみ。今回は初出走組も同じような大幅短縮組もそこそこいて、純粋なこの路線の馬が殆どいない。高杉騎手は減量の活かし方も分かっている結構うまい騎手だと思っているので、その辺の「踏まえたレース」にも期待したい。血統的にこの舞台、そして良馬場替わりは加点要素だ。
馬連ワイド、合計3500円で。
何倍ついてくれるか分からんけどね……4倍くらい付いてほしいな。
5R 未勝利(芝1800m)
◎ダノンジャガー
コース替わり初週、前行けるなら行きたいですみたいな馬が多くいるこのレースは恐らく流れる。それなら後方勢から……というところが入り口。
想定見ていると、レッドイステルがかなり人気すると踏んでいるところが多い。前走後方から差す競馬、しかも初出走で既走馬相手に2着とかなり見栄えしていて、クラブ馬ということもあって単勝はなかなか売れそう。
ただ◎ダノンジャガーもこのレッドイステルの前走で一緒に走っていて、そのレースぶりに注目するとこれが中々好内容なのだ。
レッドイステルが中団でコーナーもほぼロスなく回って、進路開いたところからスムーズに追いだしている一方で、ダノンジャガーは4C14番手、大外ぶんまわしていながらもレッドイステルよりも上がりが速い。スロー展開を追い込んだのは両馬評価できるが、より強い競馬をしていたのは◎ダノンジャガーだと言えよう。さらに言えばダノンジャガーは前走がキャリア初めて3ヵ月間が空いたレース。そこを問題なくあの走りができたのなら、叩いた今回はさらに上の着も期待できる。
本来中団も取れる馬、ここは行かせる馬を行かせて、それを見ながら内々ロスなく立ち回っての勝利に期待したい。
単勝3500円。
10R ポラリスステークス(4歳上OP・ハンデ・ダ1400m)
◎サンライズフレイム
これは銀行レースなんじゃないの???
この馬より外に行きたそうな馬が2頭、内に目をやっても前志向の馬がそこそこ。
この馬は「前走の結果を踏まえても溜めて味があるタイプと再確認」と何をいまさらなコメントが出た以上恐らく控えるだろう。先行した前走も一緒に先行争いしたドンフランキーやサトノルフィアンは後退したハイペース(3F33.9)だったがこの馬は1.2差、2着と0.5、3着とは0.3差と小差にこらえた4着でかなり強い。本来の走りができれば58.5キロでも問題なく勝てる。ドレフォン産駒は当舞台13-9-6-96で勝ち切りの傾向が強いのも追い風だ。
単勝3500円。
11R 第34回チャーチルダウンズカップ(GⅢ・世代限定・芝1600m)
◎ランスオブカオス
〇アルテヴェローチェ
名称は変更されたものの前身のアーリントンカップから回次は引き継ぎ。2021年にアーリントンパーク競馬場は廃止、22年からチャーチルダウンズ競馬場は阪神競馬と姉妹提携、交換競走を行うようになり、この度晴れてレース名称が変わる運びとなった。
◎ランスオブカオスは新馬から内容を評価している馬。この舞台の朝日杯は、イン突きが奏功したように見えるがスロー前展開を追い込んで後続を離しているかなり強い競馬だった。それだけに展開良かった前走の内容には不満だが、手応え良く回って直線垂れたというのはキョリによるものと捉えたい。逆にマイルの今回は力を見せてもらわねば困るとも言える。
仕上がりは良さそうで、血統的に○アルテヴェローチェよりはコース替わり初週にフィットしそう。鞍上重賞初Vが見たい。
○アルテヴェローチェの前走は終始外回していて、綺麗なコーナリングの勝ち馬と0.4差なら力差はない。休み明けでも仕上がりは良さそうで、豊も認めた好素材だけに期待はできる。血統的に速い上がりは?という所から、この馬は2番手に。