土俵際競馬愛好会

相撲と競馬と銭湯と映画を愛する男の隠れ家的日記

一人暮らし日記~1181日目~近鉄週末フリーきっぷを使い倒す旅②京都編

2日目です。

今日は京都。

 

 

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初日はこちら

 

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今日の始動はすでに空が白んでから。時間にして昨日と30分しか変わっていないのだが、朝方は30分でこうも表情が違う。
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今日は気分を変えてゲートウォークから。土曜日の早朝だけあって人影はまばら。
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今日も今日とて。ちなみにだが昨日の近鉄利用の基本運賃は5720円(片道2860)なので、既に昨日の時点で割り引かれるフェーズに入っている。今日は実質的に特急代の負担のみ。名古屋〜京都間を新幹線で指定席乗車すると片道5910円だが、今日の近鉄は指定席1930円のみ。時間は段違いにかかるとはいえ、圧倒的格安移動をしている。コレはすごいね。

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ということで6:30の難波行でスタート
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発車直後。こんなに明るい。陽が昇るのは嬉しいことだけれど、たとえるなら妹ができた時のような寂しさもある。

 

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やま

 

競馬予想進めないと……と思いつつ、津を過ぎたあたりで強烈な眠気。乗り換えまで1時間は眠ることにする……

 

 

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乗換地点・大和八木駅。ここ降りた瞬間になんか見たことあるな……と思ったら

 

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ここでした。長谷寺行ったときに乗換で乗っていたみたい。

意外と来ているもんだな。


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あれ、電源が無い……と思ってい~た~ら~~座席中央で~し~た~

小梅太夫はこんな意味の通った文章を発さないのでこれは贋物。

冗談はさておき、ただの近鉄特急は仕様として座席中央にコンセントがある。私がさっきまで乗っていたのはアーバンライナー。コンセントあるだけありがたいと思わなければいけないんだけれど、ただの近鉄特急はフリーWi-Fiが飛んでいない。これが地味に困るんですよね……ブログ書くのはオンライン環境じゃないと厳しい(直接このはてなブログのフォームに入力できないので)のだ。近鉄さん、お願いしますよ……

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車窓に京の山々が……

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到着〜
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自転車で来て以来の京都になるのかな?
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高松まで行けるらしい。
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高松には行かずに市営バスへ。運賃はどれだけ乗っても一律の230円。IC払いも可能。
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建物がいいね。遠くに山が見えるのも良い。京都の雰囲気はとても好き。修学旅行は適当にこなしていたのでまったく気に留めてなかったけど、京都で暮らせるなら何浪してでも京大目指していたかも。さらに森見登美彦を読んでいたら間違いなく。私は影響されやすいので……早稲田も良いところでしたけどね。

 

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金閣寺道、最寄りのバス停に到着
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金閣寺前交差点
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鹿苑寺金閣の入り口。
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今日はめちゃくちゃ天気が良い。雲ひとつない快晴。たいへんラッキー。
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賭け事は良いらしい?良い訳ないだろ、六用心にした方がいいですよ。
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青に映える金閣を数枚
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奥のいいところに鳥がいるんだけど上手く撮れなかった

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参拝路の終点にあるお茶屋
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一服500円でお抹茶とお茶菓子。金閣という名前のお菓子だそうで、和三盆で塩漬けの小豆を包んだもの。コレがまた上品な甘さでたまらない。お抹茶が苦くないのだが、菓子のせいなのかわからない、と近くの旅行客が言っていて、確かにこれはそういうお茶なのか、菓子が良い甘さなのか分からないな……と何でもないことを考える

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さて、金閣からバスで今度は慈照寺銀閣へ。
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有名な哲学の道。一応ちょっと歩いてみた

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歩くこと数分、銀閣の入り口。以下境内の写真。
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本当に天気に恵まれた日だった

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昨日の高野山で新しい御朱印帳を購入したと書いたが、旧い御朱印帳にはまだ2つ御朱印を頂戴できる余白を残していた。京から始めた旅だから、京を節目に持っていきたいなと思っていた。ちょうど金閣銀閣に行こうと考えていたところだったからそこを節目に……と、結局銀閣が一冊目の最後になった。高野山で買い求めた御朱印帳は巾着に入れないとすぐボロボロになりそうな感じだったので、あろうことかプリキュアの巾着に入れていたのだが、銀閣御朱印帳をしまう良い巾着を売っていたので迷わず購入。えんじ地に銀で銀閣の刺繍が入った、シンプルながらいい巾着。良い買い物をした。
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銀閣からバスを乗り継ぎこんどは下鴨神社へ。森見登美彦作品によく登場する場所の一つだ。
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ここも森見作品では頻出の鴨川デルタ。今日も賑わっていた。
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出町柳パラレルユニバース”の出町柳

 

出町柳パラレルユニバース

出町柳パラレルユニバース

  • provided courtesy of iTunes

 


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あまりに天気が良いのと、鴨川の雰囲気に取りつかれてここに身を置きたいと思った私は、鴨川デルタから京都駅へ向かった。猛禽類の視線は感じたが、昼ご飯を食べていなかったので、ファミマで買い求めたカツサンドとスイートポテトを。私はいまだかつて、こんなにもおいしいカツサンドを食べたことはなかったと思う。
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対岸から金管楽器の音が聞こえる。この川沿いではたくさん楽器の音を聞いた。
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このキャプションは翌日に打っているのだが、あまりにここを好きになり過ぎて早くも戻りたい気持ちが強くなっていく一方。

この散歩中、中高時代からの長い付き合いの友達……親友とわたしが呼んでいいか分からないが、そういう類の友達にここを散歩しながら連絡を取った。その友人も、気持ちが詰まった感じを覚えた時、よく川へ行ったという。なるほどせせらぎを聴きながらこうして穏やかな陽光をあびると、悩んでいたことも些末な事であったと感じられる。

最近ワールドトリガーの新巻を読んで、期限を設けた鍛錬が人を強くするみたいな話があったのだが、それも塩梅だなと思った。先延ばしばかりでは確かに冗長になっていけないんだけれど、ひとつひとつの物事への真剣さを培っていく一方で、そういう張り詰めた感覚の対極……世の中のことって実は大したことばかりではないな~って、肩ひじの力を限りなく脱いて、のんびりした空気の中で時間を忘れてゆったりと考えてみたり、良いように流れに身を任せてもいいんじゃないかなと改めて思う。そうすれば結果として見えていなかった物事が見えるようになって、そうして見つけた道が実はいい方向に繋がっている、なんてこともあるんじゃないかな。言いたいのは、効率だけが全てではないんじゃないかってこと。短期間で成長!とか、上に行くためにもっと頑張らないといけない、とか。心のそういう野心的な部分も大事だけど、一回吸ったら一回吐くように、気張った分だけ脱力もしないといけない。人生は一度切りだから、無駄にできる時間はないって言うけれど、無駄のない人生に待っているのは何?と問いたい。私が舞台や映画を見た時に「心がほぐれた」という表現をするけれど、相田みつをよろしく、心に弾力がないと、全てのことと固くぶつからないといけなくなってしまうから。のんびり生きて、壁をよけるためにゆるりと交わした先で思わぬ出会いがある……それが人が生きる事の面白い部分だと思う。ロスの無い道筋にはないものを楽しめる人でありたいな。

この散歩は、ぼんやりしながら、そんな考えに前よりも輪郭ができたような、そんな素敵な時間だった。

 

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そんな脱力した私は、思い付きで道を逸れて八坂神社へ。ひとが多すぎる。
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御朱印を頂戴しにいったら2分差で終わってしまっていた。残念だけどこれもこういう縁だったのだ。
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足を延ばして清水寺。こっちの方が人いた。そりゃそうか。
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こんな時間なので阿弥陀如来さまの御朱印は終了。ご本尊の御朱印を頂いてきたが、帰宅後に1つ目の御朱印帳を見返していたら、前回時に頂いていたのは阿弥陀如来さまだった。どちらにも参拝したのでどちらを頂いても間違いではないんだけど……f:id:sumo-to-keiba-to-arbeit:20250215181849j:image
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夕方になって雲がかかってきたのが惜しいが、夕方の清水寺は中学含めていったことはなかったので良い経験でした。それにしても凄い人。バス停も死ぬほど並んでおり……
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結局この距離を歩きました。電話繋いでくれた親友のひとりにはビッグ感謝……

 

 

 

帰りの写真は全くありません。疲れて寝てました。

また明日も京都に来るぜ……!!

 

翌日はこちら↓

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