土俵際競馬愛好会

相撲と競馬と銭湯と映画を愛する男の隠れ家的日記

一人暮らし日記~365日目~ 一人暮らしをして1年が経ちました

あの時は果てしなく思えた未来も、来てみればあっという間に1年の時が過ぎていた。

案外どこででも生きていけるじゃないかと、今日くらいは自分を労おう。

一人暮らしは第一の節目、365日目の記録。

 

 

 

 

 

 

 

 

※このブログは例によってオチもない、ただ思ったことを書き留めているだけの投稿なので、ほどほどに読み流すか回れ右をしてください。

 

 

 

sumo-to-keiba.hatenadiary.jp

 

定期更新をし始めたのが3月。

地味に8ヶ月以上継続できていて、日々の生活の一部となりつつある。

競馬は当たらないことの方が多いけれど、ブログを書くことで

「今週何もなかったな~」とか「めちゃ楽しかったなこの一週間!!」とか、振り返るタイミングを作ってこれたのは良かったと思う。

 

 

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私がブログを残している理由はこのブログで度々綴ってはいるが、そのどれもが理由の全てを表すには至っていないし、ともすれば私自身さえ、その全容を知らない。未踏の道の全容を踏破した後で知るように、ブログを細々と続けていく中で、あるいは振り返ったときに気付くものがある。

上にリンクを貼った一人暮らし日記のPrelude(私の第一歩にしてお気に入りの一本でもある)を見返していると、当時の不安に満ちた気持ちが私の中によみがえってきて、私はこの気持ちを閉じ込めて、またふとした瞬間にそれを思い出すために書いているのかも?とふと思った。少しプーさんみたいで可笑しい。

今回のタイトルも何か歌をもじりたいなと思ったけど、1年は通過点に過ぎないし、適当な歌も見つからなかったのでやめてしまった。これくらいの緩さが、辛うじて生きながらえることができた理由の一つかもしれない。

 

 

異動が決まった当時、やっと仲良くなってきてこれからもっと楽しくなっていきそう!という友人もいたし、ロードバイクを買ってもっと故郷のいろいろなところを走りたい!とも思っていたし、今でこそ微塵も感じないし当時も自覚はないが、愛知に「移らされる」と思っていた自分も、少なからずいたと思う。

 

では365日経った今はどうだろう?

友人とはなんだかんだ仲良くやってもらっているし、ロードバイクは、尻のあれこれで乗れない時期こそあったけれど、お気に入りのコースも見つけた。

他にも資格の勉強を生活に取り入れたりして、それなりにいい生活を送れていると思う。目標も持てているし、一人身を活かして、フットワークもそれなりに軽くいろんなところにふらふら赴いていて、きっと将来この経験は生きてくると思う。

果てしないように思えた一人暮らしでの生活も、今となってはあっという間に1年が過ぎた。住めば都とはよく言ったもので、その言葉の意味するところをこの一年で体感してきた。

 

 

仕事に関しては、慣れない事や人間関係に困った事もあったし、果ては涙した事まであった。

 

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理不尽を感じた事も、希望とは違う事もあった。特に所属は、かなり良いように使われて、自分だけではないのはわかっているけれど、それでも何で私が……と思わずにはいられない時期もあった。今も決してすべてを飲み込み切れているわけではないけれど、自分の中で一つ、折り合いはつけられているように思う。

当然、全てが自分の思うようにはいかない。

が、その中でも、自分の主張の仕方やタイミング、あるいは忍耐といった、駆け引きのスキルのようなものがこの1年で身についたものかも知れない。

もちろんまだまだ完璧とはいかないし、先輩や上司に諫められることもあるけれど、それでもまだ2年目、若気の至りという免罪符もある程度通用する年頃だ。こんなこと自分で言っていたら世話ないけれど、それでも自分の意見や気持ちの出し方やそのスキルは、今ぶつかりながらでないと体得できるものではない。2年目でも物静かな、言ってみればその意味では”完成された”仕事人にもなれるかもしれないが、そう方向転換してしまってはもう元には戻れないし、そもそも2年や3年で完成されたような振る舞いをしていたって中身はたかが知れている。ある程度は出し方を心得ている(つもり)とはいえ、いわゆる”社会”におけるそれの出し方は学生時代のそれとイコールであるわけがない。

今はひたすらミスを蓄積し、仕事の端々、見聞きする全てを頭の片隅に積み上げる時期だと思っているから、日々勉強だと自分に言い聞かせながら、明日以降の仕事に臨んでいきたい。文句を言っているしそれを止めるつもりもないが、でも今の仕事に誇りは持っているし、胸を張って仕事には当たれている。思ったよりうまく折り合いをつけられていて、これはこの1年間で私自身も初めて気付いた、長所と言っていい部分かもしれない。

 

 

改めて自分の気持ちを整理するための投稿なので書くが、私が昨年より今の所属となってから気を付けているのが、

「私の思う私の強み」を忘れないこと。

 

上で述べたような、ひょんなことから気づく強みや弱みもあるし、他人から言われて気づくそれらもまた当然にある。

長所だと思っていたものがそうでもなかったり、ともすれば短所だったなんてこともある。

でも、よほどのことがない限りは、第一に自分が「これが強みです!」と思っていたものをやすやすとは手放さないようにしたいとも思っている。

その強みを生かせる場所でこそ自分はもっと輝けるのだ、と、文字通り未来は未だ来てないから未来なのだ!と言わんばかりの祈りに近い希望に縋ることで、水面下で精神の均衡を保っているのが実際のところかもしれないけれど、自分が強みだと思っているもの、行きたい場所、そういった希望は、たとえその全てが叶わないにしても捨て置かずに、時折思い返して胸の内にしっかり形として持っておくべきだと思っている。

それが私のようなサラリーマンがただの歯車や駒ではないのだと主張できる理由のひとつであり、働く上での活力の根源たりうるからだ。

当然日々の生活も充実したものにしていきたいが、折角望んだ業界に身を置けているのだから、仕事に身を置く自分も充実させていきたいなと最近あらためて思っている。いい意味での初心は忘れず、少しずつ歩みを進めるような……2年目の目標のひとつにもしておきたい。

 

 

少し堅苦しくなりすぎたので仕事の話はひとまずここで終えて、一人暮らし2年目の目標をここで立てておきたい。

 

とりあえず3つ。

 

 

1つはすぐ上で述べたような仕事面での充実。

具体例を示せ!と言われるかもしれないが、私は全てが全て詳らかにする必要なんてないと思う人だから、来年の今日、またこうして振り返ったときに「あぁ、頑張ってはいたかな」と思えればいい。まずは日々の目の前の仕事を着実にこなして、その積み上げの先にこの達成はあるのと思う。

 

2つ目は仕事とは関係ないけど「名古屋→千葉」の長距離自転車移動の達成。

来年の5月、GWあたりの気候的にも穏やかになっていそうな時期で考えていて、最近は豊橋往復を含め、家のスピンバイクも使いつつトレーニングをしているところ。

キャノンボールというエクストリームスポーツみたいな種目(東京大阪間を24時間で片道走破するというもの)のトップランカーたちなら1日もかからずいけるのだろうが、一応プランとしては2泊3日、詰めても1泊2日で考えている。

春先のどこかで1泊2日か2泊3日でとりあえず名古屋からの往復400キロの試走を行う予定で、この試走の結果次第でプランを決めたい。

(金曜上げの定期日記で詳述するが、金沢旅行でドーミーインを使ってドハマりしたので、多少高くついてもドーミーインを使いたい病に冒されている。話のタネに箱根越えをしたいと思っているが、上述のキャノンボールでは箱根はもうほぼ使われておらず、御殿場周りがメジャーらしい。御殿場にもドーミーインあるし、三島にもある。せっかく長距離移動を鉄路使わずにするのだから楽しまなくては……時間との折り合いもあるが、この辺も色々詰めていきたい)

今絶賛ルート策定中なので、また来年の春先をお待ちください。

 

3つ目の目標はやはり無駄遣いを減らすこと。

要はギャンブル控えめにしようねということ。ボート辞めたとたん金が貯まりだしたので、ボートは本場以外はSGの優勝戦とかG1優勝戦以外やらないようにする。

競馬は中央だけ……と思っているけど、生活のリズムもつかめてきたし、南関に復帰しようかなとも考えている。来援デビューの世代からかな。これはまだ検討段階。

 

 

途中グダグダ書きすぎてまた長くなったけど、2年目も頑張っていく。

今年は厄年、本厄だったけど、何とか死なずに乗り切れそう。ここからもっと楽しくなってくるはずだし、全部血肉にして行きたい。

来年の今頃は下手したら名古屋にいない可能性もあるから、日々を大切にせねば……

 

以上番外編、365日目の一人暮らし日記でした。