土俵際競馬愛好会

相撲と競馬と銭湯と映画を愛する男の隠れ家的日記

一人暮らし日記〜158日目〜天皇賞春2022ー1歩進んで2歩下がって、何日か休んで何歩か進むー

 

 

躓いて 転んでたら 置いてかれんだ

泥水の中を今日も よろめきながら進む

 

 

全力少年』は、こんなにもゆっくりとしたテンポだっただろうか。久々に聴いて浮かんだ感想がそれだった。

日々を全力、いや、よく見て7割くらいか、それくらいの力で生きていて、それでもそこそこの疾走感はあると思っていた。

だけど、これはただせかせかとしているだけで、全力とはまた違っていたのかもしれない。風を切る爽快感と何かから逃げる圧迫感、そのふたつは似て非なるものであると自分を戒めねばならない。


何を急ぐことがあるのだ。

 

心ではそう分かっているのだが、どうにもこちらに来てからの数ヶ月はえも言われぬ焦燥感を背後に感じていて、でも一方で何ができるでもない、そんな無力感も感じていた。

理由も、なんとなく分かってはいる。

それでも置かれた場所で咲くしかないのだ。置かれた場所で咲けない者に、咲く場所を選ぶ力は持てないし、宿らない。

こんな言い訳じみた言葉を綴っている時点で、この言葉たちに力は最早ないのだが、それでも私は戒めとして、道標として、到達すべき目標として、この文章を残しておかねばならないと思った。

 

こんな私でも何とか今の職場でやっていけているのは、ひとえに周りの人達(当然、物理的距離の遠近は問わず)に助けられているからで、少し話が大きくなるが、これまでの人生を振り返ってみても、私は常に人に助けられてきた実感がある。

 

心を強く持たなければならない。

志を高く持たなければいけない。

4月からの新配属先の上司は、自身の時間を割いてまで私を育てようとしてくださっている。私にできる最大の恩返しは、文句を垂れる事でも、望郷の念を募らせるでもなく、ただ誠実に仕事を全うして吸収すべきものを吸収していくことに他ならない。

 

社会人感のある飲み(グラスが空いてたら飲み物を聞く、とか)を初めて経験して、なんて非合理で理不尽なんだ……と苦しんだりもしたが、

これを含め苦しいと感じることこそ後々に生きてくるもので、そういう経験が、いつかくる幸せをより一層鮮やかに彩るのだと、愚直に信じなければならない。絶対この文化は再生産したくないけどね!

 

望んだ業界に身を置くことができている幸せを、今一度噛み締めなおそう。そう思えた一週間だった。たったの1週間だけど、精神的には強くなれた気がする。この調子だ。この調子。

 

マジメなことを書いたし、先週からまだ体調を立て直しきれていないし、何より6連勤の折り返しなので、競馬予想は軽めに。

 

 

天皇賞・春

◎ディープボンド

マカオンドール

△1,2,4,7

ステップで日経賞阪神大賞典どちらを取る?と聞かれたら阪神大賞典なのでこういう印で。

日経賞がステップとしてそれなりの強さを誇っていたのは、このレースが天皇賞同様それなりに流れるからで、13秒台が連続して2回も出ている上に人気しているのなら切る。

 

◎と○のワイド馬連、◎軸三連複流し