あっという間に時間が過ぎるということは、果たしていいことなのか悪いことなのか。
今一つ言えるのは、今のところはもう少しばかりゆっくり時間が流れてほしい、ということだけだ。
荷ほどき、家具揃え、食事……
頭でわかっていたことでも、やってみると意外とうまくいかない。
もう少し整理して効率よくやっていきたいな~と反省はしつつ、少しずつ一人暮らしのリズムは掴め始めてきたのが今日、ひとり暮らし5日目である。
2,3日目で家具をそろえつつ食材の買い出しに駆け、4日目の昨日は役所に各種届出をしてきた。
自転車を脚にしているのだが、どうもこちらは自転車の肩身が狭い。
車道を走っていれば幅寄せされるし、かといって歩道は人がごった返しているし……
これは足の選択を間違えたかもしれない。あまりにも不便で腹が立ってくる。
しかも車は割と横柄なドライバーが多い。先方に非があっても絶対謝ってこない。
この点に関してはめちゃくちゃストレスフルである。
3日目には風呂のお湯張りが、
「蛇口を向けてひねっておいて、時間が経ったら『溜まってるよ~』とアラームが鳴る」
というかなり原始的システムであることが発覚した。
しかも一回で半分しかたまらない。不便極まりない。
おふろ大好き人間としてはかなり痛手ではあるが、おふろのありがたみを一層感じられるし、おふろの特別感が増したとプラスにとらえたい。
3日目と今日、5日目の晩は自炊もした。
3日目は親子丼、今日は豚生姜ともやしのナムルだ。
結構おいしくできた。緑がないからそのうち死ぬ。
が、ひとまずレシピ通りにやればご飯は確保できることは分かった。
2日目からはファイナンシャルプランナー3級の試験勉強も再開した。
本当は学生時代、受験資格ないまま合格ボーダー掠めていた社労士を一気に取ろうと思ったのだが、短期間で詰めたからか、思った以上に知識が抜けてて話にならなかった。
今は仕事もあるので、学習範囲が被るし生活にも関わるファイナンシャルプランナーから取るか〜となった次第。
次の3級の試験日、仕事が入らない読みでシフト出る前に申し込んだが、見事にそこピンポイントで仕事が休みだった。あっぶね~
ひとりでいると無限に怠けてしまうので、資格取得を目標に据えて、適度に緊張感を持っていこうと思う。まずはファイナンシャルプランナーだ。(3級は合格率高いのでマジで落とせない)
ファイナンシャルプランナーつながりで思い出したが、4日目には、友人に紹介して頂いた保険会社の方に、保険について相談させていただいた。
自分のため8割、試験勉強2割といったところ。
友人とも話したのだが、こういうのは勢いが大事な一方で、無思考だと痛い目を見るのも確かなので、こちらは考えながら進めていきたい。
何事もプラスにとらえればひとりでも何とか生きていけるかも……と思ってはいたのだが、5日目の今日の朝、とんでもないやらかしが発覚してめちゃくちゃ気分が沈んだ。
巻き込んでしまった方々にはとてもじゃないがごめんの一言では済まないし、お相手にせめて謝ろうにも、遠く離れてしまっては直接お詫びの言葉も伝えられないのがもどかしい。
引っ越しやら仕事の引き継ぎやらで立て込んでいて……なんて言い訳が通用するようなミスではないし、未だに引きずっている。丁寧な確認をしなかった一週間前の自分が憎い。未然に防げたミスはしないよう心掛けてきたつもりだったが、所詮「つもり」だったということだ。
時間が解決してくれるような問題でもないし、直接詫びることができるその日までは風化させずに胸にとどめておく。
5日目はこれのこともあってずっと気持ちが沈みっぱなしで、気分転換にと歌ってみたりもしたが全く心は晴れない。
私は心が弱るとすぐ体に出てしまうタイプなので、明日はお詫びの気持ちをわすれないままでも、もう少し前を向いていこうと思う。
赴任に伴う休暇も日月火の3日を残すのみ。
来週からはいよいよ仕事と生活の両立を図っていかなければならない。
頑張らねば……