土俵際競馬愛好会

相撲と競馬と銭湯と映画を愛する男の隠れ家的日記

有馬記念2020

有馬記念が来るとなんだか一気に年の瀬感が出てくる。

有馬記念をゆっくり見るのは二年ぶり。自宅でとなると三年ぶりになる。

今年は毛布にくるまりながらゆっくり観ると決めている。

土曜日はと言うと、

 

sumo-to-keiba.hatenadiary.jp

 重賞はてんでダメ。ホープフルは3~4角でやったかと思ったら本命が逸走した。

あれは厩舎と騎手が悪いんじゃないですかね。騎手、いつも乗ってたんだから厩舎と連携して何とかしようとしてくれよとか思ってしまった。

川田の男泣きにはこっちも感じるものがあったが、その川田の馬もコーナリングはへたくそで、ホープフルステークス勝ち馬が出世してるのはたまたまなんじゃねえかと思ってしまう。いい加減にしてくれ。

 

 

重賞は外れたが他のレースでまぁまぁ当たり、土曜日はプラス。日曜はやりたいレースが少ないので、ドラゴンボールレジェンズをやりながらのんびりインしていこうと思う。

 

とうとう有馬記念デーになるわけだが、去年の有馬記念デーは中山競馬場の中のたこ焼き屋でバイトとしてレモンチューハイを作っていた。

めちゃクソきつかったな……感じるのと同時に、何もなければ今年もそこで働いていたんだろうなと思うと少し寂しく感じる。このコロナ禍で私の勤めていたたこ焼き屋は休業、私は来年から就職だし、再開を迎えられる保証がなかったため契約を打ち切って退職した。

こんな私のバイトはどうでもいいのだが、コロナは本当に世界を変えてしまったなと感じる。

今年の初めはたこ焼きバイトを終えて金杯を生観戦していたし、フェブラリーSの2週前には予想大会に参加していた。本当に今年のことなのか、たまに信じられなくなる。

 

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 これは4月10日(金)、皐月賞2週前の中山で撮影したもの。たこ焼き屋の清掃のために入場した時の写真だ。このとき中山競馬場は無観客開催真っただ中。中継も角度的に映り込まないであろう場所に施された皐月賞のラッピングに、無観客での開催を続けるJRAの意地と少しの悔しさが垣間見えた気がして勝手にウルウル来ていた。まぁ単純に発注しちゃってて、手元にあったから貼っただけなのかもしれないけど。

JRAはじめ関係者各位の努力と開催への執念によって中央競馬は滞りなく開催を続けて無事に有馬記念を迎えられたことはとても素晴らしいことだし、その意味で今年の有馬記念は特別なものだと思う。

 

前置きが長くなったがそろそろ本題。

 

色々考えたが、今年の私的有馬記念はこんな感じです。

 

レンブーケドール

〇ラヴズオンリーユー

▲キセキ

☆クロノジェネシス

△サラキア

△フィエールマン

△ワールドプレミア

△ブラストワンピース

△ラッキーライラック

 

◎カレンブーケドールはタイトルにあと一歩のところまで迫っているが届かずにいる。前走は今の日本競馬の代表と言えるようなメンバーの中で4着。中距離戦線での力を示した。オークスジャパンカップなどの大舞台であっても津村の起用にこだわっていたのが、ここに来ての鞍上変更。勝負だ、という気持ちの表れだと思う。池添は代打でも成績を残せる騎手だし、勝利への執念を結実させるのに不足ない騎手だと思う。態勢は整ったとみる。もうすこし付け足すと、この馬は切れない系のディープというか、パワーが求められるような馬場でもある程度動ける馬だと思うし、今の馬場だったらちょうどいい位置にいそうだなという気もしている。もちろん、それも本命に推した理由の一つだ。

 

〇ラヴズオンリーユーは、変にメンバー手薄そうだったり斤量が手ごろそうだったりするGⅢに顔を出していたように変な使われ方をしていたが、そもそも本質的に距離が向いていなかったように思う。この馬はやたらと2400から短くして使われてきていたが、2400以上の中長距離でも全然やれると思うし、むしろパフォーマンスはよくなるのではないかと思っていた。ここにきて調教はめちゃ良くなったと思うし、枠も調教師が言うことないとまで言っている。この馬の真の実力が発揮される準備は整ったと見る。ミルコの不振、ラヴズオンリーユーの復権、叶える舞台はここ、有馬記念だ。

 

キセキは前走は積極逃げで後続を離すも直線半ばで力尽きた。さすがにオーバーペースだったが、今回はそれを踏まえた調整もされているようだし、調教もよく見えた。力の要る馬場での中距離は宝塚記念で走れることを示したし、バビットに行かせて外2とかバビットから離れた馬群の一番手になればチャンスはある。とにもかくにもゲートが全てだが、角居調教師最後の芝G1にいい結果を届けるチャンスはあると思う。

 

☆クロノジェネシスは、強いことは認めつつ、鞍上に一抹の不安。北村友一は中山での成績が結構悪い。馬も中山は初めてだし、去年のリスグラシューの面影に引っ張られた人気、言ってしまえば今年の宝塚記念の結果だけでの人気ともとれる人気に感じた。言い方は悪いがモズベッロが3着に来るような異質なレースだったともとれるわけで、それに上述の鞍上不安を加味すると、◎を打つことはできなかった。とはいえ、馬は強い馬だと思うので、二列目には入れるつもりの4番手評価。

 

以下、エリ女で好走したのに全然人気しない、ここでラストランのサラキア、昨年よりはいいローテも中山2500は本当に合うのか怪しいフィエールマン、長休明け2戦目のワールドプレミア、時計かかる良馬場=冬の中山専用機のブラストワンピース、今年GⅠ2勝、適性から外れそうだけど今回ラストランのラッキーライラックの5頭に△。

 

馬券は三連複◎→〇▲☆→印の18点に傾斜をつけてガミらないようにする予定。

 

今年の上位3頭の印のテーマは一応

「執念の結実」

惜敗続きへのピリオド、再びの戴冠、有終の美……

それぞれ期するものがあるはず。それぞれの執念が実を結びますように。

 

今年一年競馬があったことに感謝を込めて……

 

当てさせて!!!

 

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